Circuit2008 NEW JAPAN BRAVE
- 日時
- 2008年4月13日(日) 18:00開場 18:30開始
- 会場
- 東京・後楽園ホール
- 観衆
- 2000
MATCH REPORT
4月13日後楽園大会。ZERO1-MAXとの対抗戦として2大シングルマッチが組まれた。
セミファイナルで行なわれたのは「田口隆祐vs高岩 竜一」。エプロンでのデスバレーボムやみちのくドライバーⅡなど、高岩が得意としているパワー系の大技に苦しむ場面が続いたものの、田口は自分の持てる力 をぶつけ切った。そして、本人曰く“2発0中”の新技“円盤中毒”(180度回転のフロッグスプラッシュ)を初めて成功させ、高岩から3カウントを奪取。 かつて、Jr.の主要タイトルを全て獲得した“新日本Jr.の先輩”と言えるこの強敵を撃破した。
そして、メインイベントで組まれたのは「田中将斗vs金本浩二」。これまでタッグマッチで幾度も激突してきた両雄のシングル初対決が実現した。
互いに意地と意地をぶつけ合ったこの1戦は、どこで決着がつくか予測がつかないほどの名勝負となった。金本はアンクルホールドやムーンサルトプレス、田中 はスライディングDやスーパーフライと、互いに必殺技で相手を仕留めようとしたものの、3カウントは共に奪えず。全て技を出し尽くした中で、田中が金本に スライディングDを2連弾でヒットさせ、この“しばき合い”に終止符を打った。
先日の中西学に続き、金本も撃破した田中は、次なる相手にあの男を指名した。それは、この大会に来場し、5月復帰に向けてトレーニングを始めていると明言した永田裕志。
「田中、俺がやってやるよ。そして、改めて見せてやる。新日本プロレスの底力を! 復帰戦でZERO1-MAXとやってやる!」と返答した永田は、昨年、ZERO1に参戦した際、田中とタッグマッチで対戦し、激しい攻防を繰り広げた。こ の時の続きが復帰戦で実現するのか? ZERO1との対抗戦に新展開が生まれそうだ。
レジェンドコンビがJr.タッグ初防衛! カール・アンダーソンがG・B・H入り!
第4試合ではNO LIMITこと裕次郎&内藤哲也が、IWGP Jr.タッグ王者・獣神サンダー・ライガー&AKIRAに挑戦。キャリアで勝る王者チームに、若さと勢いで迫り、合体技“LIMIT LESS EVOLUTION(リミット・レス・エボリューション=公募により採用された技名)”をAKIRAに炸裂させた。しかし、それでもピンフォールは奪え ず、最後はAKIRAがオールド・ボーイで内藤をギブアップさせ、王者チームが初防衛に成功した。
また、第2試合で行なわれた“友情タッグ”こ と天山広吉&飯塚高史が、昨日再デビューしたばかりの岡田かずちかと共に、6人タッグでG・B・Hと対戦。試合は石井智宏が若き岡田を沈めてG・B・Hが 勝利。試合後にはリングに乱入した“ザ・マシンガン”カール・アンダーソンが友情タッグを攻撃し、真壁刀義と握手。G・B・Hは新たなメンバーとしてアン ダーソンを迎え入れた。
RESULT
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第1試合 20分1本勝負
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ミラノコレクションA.T.
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越中詩郎
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稔
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S・S・マシン
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第2試合 30分1本勝負
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第3試合 30分1本勝負
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第4試合 60分1本勝負
IWGP Jr.タッグ選手権試合- (王者組)
- (挑戦者組)
18分52秒 オールド・ボーイ
※王者組が初防衛に成功 -
第5試合 30分1本勝負
- 静養中の永田裕志が後楽園ホールに登場!
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第6試合 30分1本勝負
NJPWvsZERO1 Dead or alive I -
第7試合 60分1本勝負
NJPWvsZERO1 Dead or alive II 世界ヘビー級選手権試合- (王者)
- (挑戦者)
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田中 将斗
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金本 浩二
20分40秒 スライディングD→片エビ固め
※田中が5度目の防衛に成功