Circuit2008 NEW JAPAN CUP 〜Who is the highest〜
- 日時
- 2008年3月23日(日) 15:30開場 16:00開始
- 会場
- 兵庫・ベイコム総合体育館(尼崎市記念公園総合体育館)
- 観衆
- 5200
MATCH REPORT
「NEW JAPAN CUP 2008」(以下NJC)最終戦となった3月23日尼崎大会。ベスト4に残ったのは棚橋弘至、ジャイアント・バーナード、真壁刀義、矢野通。この4名によって、「NJC」の栄冠が争われた。
まず、行なわれた準決勝は「棚橋vs真壁」。セコンドの石井智宏、本間朋晃を巧みに介入させ、真壁は試合を優位に進めた。そして必殺のダイビングキングコ ングニードロップで勝負を決めようとするが、棚橋は間一髪で回避。スリングブレイド、だるま式ジャーマンスープレックスホールドから、ハイフライフローで 真壁を仕留め、優勝に王手をかけた。
もう1つの準決勝となった「バーナードvs矢野」。真壁同様、矢野もセコンド陣のアシストをフル活用。得意 の頭脳プレー、ラフ&反則殺法でバーナードにじわじわダメージを与えた。しかし、自分でイスを設置したコーナーへスピアーで突っ込んでしまい自滅。この隙 にバーナードが、バーナードライバーで矢野を料理した。
これにより決勝戦は、過去に優勝経験のある棚橋(第1回大会)とバーナード(第2回大 会)によって争われることになった。この優勝者を3月30日後楽園大会で迎え撃つIWGPヘビー級王者・中邑真輔がリングサイドから視線を送る中、棚橋は ハイフライフロー2連発で勝負をかけるが、それでもバーナードはカウント2.9で肩を上げる。棚橋が再びハイフライフローで飛ぶと、回避したバーナードは バーナードボムで棚橋の体をマットへ叩きつけようとする。しかし、ここで棚橋は前方回転エビ固め。この切り返しでそのまま3カウントを奪取し、2度目の 「NJC」制覇を果たすと共に、王者・中邑への挑戦権を獲得した。
「IWGPのベルトが俺を呼んでいる。必ずベルトを獲り戻します」と、試合後の優勝者インタビューでファンに約束した棚橋。最後は「尼崎の皆さん、愛してま〜す!」で締めくくった。
RESULT
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第1試合 15分1本勝負
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第2試合 20分1本勝負
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第3試合 30分1本勝負
NEW JAPAN CUP 2008 準決勝12分11秒 ハイフライフロー→片エビ固め
※棚橋が決勝戦に進出 -
第4試合 30分1本勝負
NEW JAPAN CUP 2008 準決勝10分44秒 バーナードライバー→体固め
※バーナードが決勝戦に進出 -
第5試合 30分1本勝負
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第6試合 30分1本勝負
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“ジ・ウォーマシン”ライノ
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“ザ・マシンガン”カール・アンダーソン
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第7試合 30分1本勝負
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第8試合 60分1本勝負
NEW JAPAN CUP 2008 決勝戦18分24秒 前方回転エビ固め
※棚橋がNJC 2008を制覇