Circuit2008 NEW JAPAN ISM
- 日時
- 2008年2月11日(月) 15:30開場 16:00開始
- 会場
- 岐阜・岐阜産業会館
- 観衆
- 3000
MATCH REPORT
2月11日岐阜大会。岐阜県大垣市出身の棚橋弘至は、田口隆祐との“セクシーコンビ”で、RISEの中邑真輔&稔とメインイベントで激突した。地元のファンから大歓声を浴びまくった棚橋は、ハイフライフローで稔からピンフォールを奪い勝利を収めた。
「今度、岐阜に帰ってくるときは必ずベルトを巻いてきます!」と、次回は王者として凱旋することをファンに約束した棚橋。最後は、田口と共に「岐阜の皆さん、愛してま〜す!」と叫び、岐阜大会を締めくくった。
セミファイナルでは、真壁刀義&矢野通が、ジャイアント・バーナード&プリンス・デヴィットと対戦。IWGPタッグ選手権試合(2月17日両国)の前哨戦 が、この日も行なわれた。真壁&矢野は、デヴィットに集中砲火を浴びせ、試合を優位に進めていた。しかし、真壁のチェーンラリアットがデヴィットに回避さ れ、矢野に誤爆した場面で状況が一変。その隙を突かれた真壁は、バーナードのビッグブーツからデヴィットにスクールボーイで丸め込まれ、なんと3カウン ト。バーナードは高笑いし、真壁はただ激怒するしかなかった。意外な伏兵にピンフォールを奪われ、前哨戦を落としてしまった真壁&矢野。タイトル奪取の野 望に暗雲が立ち込めた。
第4試合で石井智宏とシングルマッチで対戦した後藤洋央紀。敬礼ポーズを決めながらのナガタロックIIを披露し、最後は昇天・改で強敵・石井を下すと、2月17日両国で対戦する永田裕志が出場した第5試合の終了後にリングへ乱入した。
「しっかりと俺の踏み台になってもらうからな。よく覚えておけ!」と永田に改めて宣戦布告した後藤。その言葉を聞いた永田は「東海地方が生んだ未来のスー パースター候補、後藤洋央紀。俺は、お前の将来のためにしっかりと叩き潰してやる。俺の背中は簡単には踏めないぞ」と切り返し、“本家”敬礼ポーズを決め て見せた。初の一騎打ちまであと1週間。今宵の岐阜大会で互いに好調さをアピールした両者の世代闘争から目が離せなくなってきた。