レッスルキングダムII in 東京ドーム
- 日時
- 2008年1月4日(金) 16:30開場 17:00開始
- 会場
- 東京・東京ドーム
- 観衆
- 27000
MATCH REPORT
アメリカTNAとの全面戦争にグレート・ムタ、藤波辰爾率いるDRADITIONやZERO1-MAX、ブードゥーマーダーズの参戦など、まさに“プロレ スオールスター戦”の様相を呈していた「レッスルキングダムⅡ in 東京ドーム」。ここまで役者が揃えば、当然の如く大熱戦の連続となり、ドーム内のボルテージは終始最高潮に。
中でも7年8ヶ月ぶりに新日本マットへ降臨したムタは、メキシコ遠征からの凱旋後、破竹の勢いで頂点へと突き進む“荒武者”後藤洋央紀を、変幻自在の極悪殺法で一蹴。最後は毒霧からのムーンサルトプレスで華麗に宙を舞い、無言で魔界へと帰還した。
さらには、青天の霹靂ともいうべきレジェンド入りで話題を集めた藤波も、プロレス界を代表する2大ヒール連合と真っ向勝負を繰り広げた。ドラゴンスク リュー、ドラゴンスリーパーといった“本家ドラゴン殺法”で、レジェンドの勝利に貢献すると共に、改めて健在振りをアピールした。
中邑が“宿命のライバル”棚橋を撃破し4年ぶりのIWGP戴冠! アングルとの統一戦へ!!
今大会のメインテーマであったTNAとの対抗戦は、結果3勝3敗のイーブンとなり、昨年11月の両国大会に引き続き、勝ち越す事は出来ず。その中で最も注 目を集めていた、3代目IWGPヘビー級ベルトを保持するカート・アングルと永田裕志の“世紀の一戦”は、アンクルロックとナガタロックIIの凄まじいせ めぎ合いとなり、TNA世界ヘビー級王者でもあるアングルが執念で競り勝った。
そしてメインイベントでは、“宿命のライバル”棚橋弘至と中邑真 輔がIWGPヘビー級王座を賭けて激突。昨年はクッキリと明暗が分かれた両雄の一騎打ちは文字通りの死闘となり、中邑が驚愕の雪崩式ランドスライドを初公 開。この一撃で完全に動きの止まった棚橋を完璧なランドスライドで仕留め、中邑が4年ぶりのIWGP王座戴冠を果たした。
試合後、3代目IWGPベルトを持ったアングルがリングインすると、両者は激しい視殺戦を展開。そして、新王者中邑はアングルとの統一戦を実現させ、今度こそ“混迷の至宝”を新日本のリングに取り戻す事をドームのファンに誓った。
RESULT
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第1試合 30分1本勝負
THIS IS WAR! 〜NONSTOP RISING〜-
“フェノメナール”AJスタイルズ
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ミラノコレクションA.T.
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“ザ・カナディアン・デストロイヤー”ピーティー・ウィリアムス
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プリンス・デヴィット
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“ジ・インスタントクラシック”クリスチャン・ケイジ
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稔
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第2試合 60分1本勝負
IWGP Jr.ヘビー級選手権試合- (王者)
- (挑戦者)
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井上 亘
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“フォーリン・エンジェル”クリストファー・ダニエルズ
10分17秒 変型スタガリンブロー→体固め
※井上が初防衛に成功 -
第3試合 30分1本勝負
“野人覚醒”ジャパニーズ・マッスルモンスター vs ジ・アメリカン・モンスター -
第4試合 30分1本勝負
NEW JAPAN vs The Alliance GROUND ZERO -
第5試合 30分1本勝負
GET THE TABLE! GET THE HIGHEST! 〜ハードコアマッチ〜 -
第6試合 30分1本勝負
ONE NIGHT STAND 〜LEGEND vs V・B・H〜 -
第7試合 60分1本勝負
Generation of chaos -
第8試合 60分1本勝負
IWGPタッグ選手権試合- (王者組 第50代IWGPタッグ王者)
- (挑戦者組 第16、19代IWGPタッグ王者)
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ジャイアント・バーナード
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リック・スタイナー
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トラヴィス・トムコ
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スコット・スタイナー
12分50秒 マジックキラー→片エビ固め
※王者組が5度目の防衛に成功 -
第9試合 60分1本勝負
Final Resolution 〜Justice vs REAL〜 IWGP 3rdベルト争奪試合 -
第10試合 60分1本勝負
IWGPヘビー級選手権試合- (挑戦者)
- (王者)
23分08秒 ランドスライド→エビ固め
※中邑が第48代IWGPヘビー級王者となる