NEW JAPAN BEST 〜FLY AWAY〜
- 日時
- 2007年12月23日(日) 17:00開場 17:30開始
- 会場
- 東京・後楽園ホール
- 観衆
- 1995
MATCH REPORT
2007年の新日本プロレスを締め括る後楽園ホール2連戦の1日目。
メインイベントではIWGPヘビー級王者・棚橋弘至と、IWGP Jr.ヘビー級王者・井上亘のシングルマッチが実現。かつて野毛道場で苦楽を共にし、同日デビューを遂げた“同期”2人による注目の一騎打ちとなった。
井上が変型スタガリンブロー、トライアングルランサーなどで果敢に攻めれば、棚橋もダイビングサンセットフリップ、グラウンド式ドラゴンスクリューなどで応戦。両者の感情が込められた白熱の攻防は、後楽園ホールに集まったファンの心を熱くさせた。
そして最後は、「ヤングライオン時代の全部の気持ちがよみがえった」という棚橋が、ハイフライフローからのテキサスクローバーホールドで井上を仕留め、“IWGP王者対決”を制した。
2008年1月4日「レッスルキングダムII in 東京ドーム」(以下レッスルキングダムII)で、IWGPタイトルの防衛戦を行なう両者は、お互いに防衛することを誓い合い、それぞれの花道に消えて行った。
緊急参戦した田中将斗に、田口隆祐が宣戦布告!
第2試合にはZERO1-MAXの田中将斗&浪口修が緊急参戦。飯塚高史&田口隆祐と激突した。「レッスルキングダムII」の前哨戦でもあるこの試合は、飯塚&田口が浪口を捕らえて完勝を収める。
ところが、珍しくエキサイトした田口が「ZERO1(-MAX)はこんなもんか!」とマイクで田中を激しく挑発。これに対し田中が「いつまでも新日本がトップだと思うなよ!」などと応戦し、乱闘が勃発。
思わぬ形で発生した2人の遺恨は、両団体のメンツを懸けた大抗争に発展しそうな気配を見せている。