新日本プロレス創立35周年TOUR Circuit2007 NEW JAPAN ALIVE
- 日時
- 2007年11月25日(日) 15:30開場 16:00開始
- 会場
- 京都・京都市体育館
- 観衆
- 4900
MATCH REPORT
「NEW JAPAN ALIVE」2戦目の11月25日京都大会。RISEとG・B・Hのスペシャルシングルマッチ2番勝負は、両陣営がリングを取り囲む殺伐とした雰囲気の中、開戦の号令が鳴り響いた。
最終戦の12月9日愛知大会で、真壁刀義とIWGPヘビー級王座への挑戦権を賭けて闘う中邑真輔は、矢野通と激突。矢野の狡猾なインサイドワークとセコン ド陣の介入に手を焼くも、最後はランドスライドでキッチリと仕留めて、まずはRISEが先勝。すると、メインイベントを控えていた真壁がリングに飛び込ん で、勝ち名乗りを受ける中邑を襲撃。ここで後藤洋央紀もリングインし、試合開始のゴング。
中邑との“大将戦”を前に負ける事は許されない真壁 は、場外で後藤を大流血させて、終始試合の主導権を握る。だが、11月11日両国大会でIWGP王者棚橋弘至をあと一歩のところまで追い詰め、トップコン デンターの仲間入りを果たした後藤も猛烈な巻き返しを見せる。昇天が惜しくもニアロープとなると、“秘技”である雪崩式の回天を狙う。しかし、これはG・ B・H勢に阻止されてしまい、一気に失速。
これで完全に息を吹き返した真壁は、奥の手であるスパイダージャーマンを炸裂させて、トップロープからのキングコングニードロップ葬。
後藤を正真正銘の“血祭り”に上げた真壁は、試合後に中邑と視殺戦を展開。両雄の血で血を洗う抗争は、待った無しの状況まで迫ってきている。