Camp Zama Slam Fest
- 日時
- 2007年11月3日(土) 15:30開場 16:00開始
- 会場
- 神奈川・キャンプ座間/ヤノ体育館
- 観衆
- 2531
MATCH REPORT
神奈川県座間市と相模原市にまたがるアメリカ陸軍基地「キャンプ座間」の敷地内にて開催された「Camp Zama Slam Fest」。普段とは色合いの違った観客の熱気に後押しされる形で、試合の方も熱戦の連続となった。
大声援を背に登場したプリンス・デヴィットと内藤哲也のオープニングマッチは、スピーディーかつアグレッシブな好勝負となり、会場のボルテージはいきなり 最高潮に。内藤の空中技を凌ぎ切ったデヴィットが垂直落下式ブレーンバスター、ダブルフットスタンプ、プリンスズスロウンという波状攻撃で勝利した。
11月11日両国大会にて、ディック東郷、TAKAみちのくに強奪されたIWGP Jr.タッグの奪還を目論む邪道、外道は、同王座を狙う獣神サンダー・ライガー、AKIRAのレジェンドコンビと対戦。自慢の反則攻撃は大ブーイングを浴 びるも、最後は外道がスーパーフライでライガーをキッチリと仕留め、決戦を前に目障りなライバルを蹴落とした。
第4試合では、同じく1週間後に迫ったIWGPヘビー級選手権試合の最後の前哨戦が行なわれ、王者棚橋弘至と挑戦者後藤洋央紀が激しく交錯。両雄は一歩も引かない攻防を繰り広げ、いよいよ両国での本番を残すのみとなった。
メインイベントには昨日「G1タッグリーグ」を制覇したIWGPタッグ王者チームのジャイアント・バーナード&トラヴィス・トムコが出陣。場内の大声援を も味方に付けた最強外国人コンビは、地元出身の真壁刀義と本間朋晃を向こうにまわして大暴れ。真壁のチェーンパンチを浴びてピンチに陥る場面もあったが、 最後は本間のラリアットを受け止めたバーナードが、トムコとの合体殺法マジックキラーを爆発させて快勝。この画期的な興行をアメリカ人の2人が見事に締め くくった。