LOCK UP
- 日時
- 2007年10月10日(水) 18:00開場 18:30開始
- 会場
- 三重・四日市オーストラリア記念館
- 観衆
- 1160
MATCH REPORT
長州力プロデュースのハイスパートレスリング「LOCK UP」が、中部地方に初上陸。肉体と肉体のぶつかり合いをテーマとする自慢の“ど真ん中ファイト”に、四日市のファンは酔いしれた。
結成直後から、勢いそのままに新日本マットを席巻し続けるレジェンドは、「LOCK UP」のリングでも絶好調。メキシコへの遠征が決定している越中詩郎は、飯塚高史と一騎打ち。この日1番の声援を浴びた侍は、ケツの乱れ打ちで実力者を翻 弄。最後は奥の手ともいうべき、ジャパニーズレッグロールクラッチホールドで鮮やかなピンフォール勝ちを収めた。
獣神サンダー・ライガー、S・ S・マシンを従えて登場した“LOCK UPの御大”長州は、石井智宏、矢野通、本間朋晃と6人タッグマッチで激突。悪の連携で主導権を握ろうとするG・B・Hに対し、レジェンドはキャリアに裏 づけされた老獪なテクニックで応戦。最後はライガーが場外から脚を引っ張って矢野を転倒させ、マシンがセントーンで追い討ち、間髪入れずに長州がリキラリ アットを炸裂させて、一気に3カウントを奪った。
メインイベントでは、G・B・Hとアパッチプロレス軍の新たな抗争がスタート。場外乱闘でア パッチを圧倒したG・B・Hは、終始押し気味に試合を進めるも、Hi69が孤軍奮闘。真壁刀義のチェーン攻撃で大流血に追い込まれた金村キンタローが意地 を見せ、最後はHi69のトラースキックのアシストを受けての回転エビ固めで、外道から電光石火の3カウント。試合後、金村は「アパッチは何処のリングで も“ど真ん中”を歩いたるわ」と、マイクアピール。勝利のブリブラダンスで、アパッチ軍が「LOCK UP」四日市大会のメインを締めくくった。