新日本プロレス創立35周年TOUR Circuit 2007 NEW JAPAN GENERATION
- 日時
- 2007年9月22日(土) 17:30開場 18:00開始
- 会場
- 石川・石川県産業展示館3号館
- 観衆
- 2300
MATCH REPORT
シリーズ最終戦9月24日広島大会を目前に控えた石川大会。“広島決戦”で争われるIWGP Jr.とIWGPタッグの2大タイトルマッチの前哨戦で、選手たちが熱い火花を散らした。
まずは、IWGP Jr.ヘビー級王者の田口隆祐と、挑戦者のタイガーマスクが第4試合のタッグマッチで激突。今シリーズ中、幾度となく前哨戦で対戦してきた田口とタイ ガー。9月14日前橋大会で田口がタイガーから“自称”5カウントを奪えば、タイガーも9月17日相模原大会で田口にピンフォール勝ちするなど、激しいつ ばぜり合いを演じていた。そして、この石川大会ではタイガーが“伝家の宝刀”タイガースープレックスホールドで田口のパートナー裕次郎を沈め、最後の前哨 戦に勝利。試合後、タイガーは改めて田口からIWGP Jr.王座を奪還することを宣言。これに対し「田口隆祐は何も失わない。俺はこのベルトと栄光を勝ち取る!」と言い放った田口。遺恨なき両者による最後の 前哨戦は、健闘を誓い合う握手で幕を下ろした。
メインイベントの6人タッグマッチは、ジャイアント・バーナード&トラヴィス・トムコ(王者組) と、永田裕志&中西学(挑戦者組)によるIWGPタッグ選手権試合の前哨戦。攻守を兼ね備えた実力者チーム同士による闘いは、この日も会場を熱狂させる好 勝負となる。そんな中、やや精彩を欠いたトムコの隙を突いた永田と中西が、バックドロップ&ジャーマンスープレックスホールドの連続攻撃でトムコを料理。 最高の形で最後の前哨戦を締めくくった永田&中西は、試合後も絶好調。“広島決戦”でのIWGPタッグ王座奪取を満員の金沢のファンに約束した。