新日本プロレス創立35周年TOUR Circuit 2007 NEW JAPAN GENERATION
- 日時
- 2007年9月19日(水) 18:00開場 18:30開始
- 会場
- 長野・千曲市戸倉体育館
- 観衆
- 1100
MATCH REPORT
10月8日両国国技館大会での一騎打ち決定後、リング上での初遭遇の時を迎えた天山広吉と後藤洋央紀。開始前から、しきりに挑発してくる後藤に対し、天山 はそれを相手にせず完全に格下扱い。だが、試合時間が進むにつれて、2人の闘いは徐々にヒートアップ。天山がモンゴリアンチョップ、ヘッドバットを繰り出 せば、後藤も自慢のヘビー級ボディから重い打撃を放って応戦。最後は後藤が見せしめの昇天で、天山のパートナーである石井智宏を撃破。試合後、後藤はマイ クを握り、両国大会で天山が終わると宣言。早くも待った無しの状況となった。
また、この日のメインでは、同じく両国大会で行なわれる永田裕志と棚橋弘至の最後となるIWGPヘビー級選手権試合の前哨戦が実現。のっけからエンジン全開の両雄は、ここで相手を潰さんがばかりの猛攻を仕掛け、場内は殺伐とした雰囲気に包まれる。
そして、パートナーのタイガーと裕次郎も2人に負けず劣らずの激しいファイトを展開。最後は「タイガーマスク後援会」の大声援を受けたタイガーが裕次郎に 奥の手であるバク宙キックをお見舞い。タッチを受けた棚橋がスリングブレイドからのハイフライフローで裕次郎をピンフォール。試合後、タイガーは9月24 日広島大会で田口隆祐からIWGP Jr.ヘビー級王座を奪取する事を、棚橋は永田からのIWGPヘビー級王座奪還を改めて明言した。
セミファ イナルではレジェンド軍が8人タッグマッチで本隊チームを一蹴。長州力、蝶野正洋、越中詩郎、S・S・マシンの老獪な連携の前に宇和野貴史が捕まり、最後 は長州のリキラリアットで宇和野が轟沈。日を追うごとに勢いを増すレジェンド軍が、またしても勝ち名乗りを挙げた。