波乱の幕開けとなった「BEST OF THE SUPER Jr.XIV」。今宵の草加大会も公式リーグ戦が5つラインナップされた。
初出場対決となったAブロックの石狩太一とプリンス・デヴィットの一戦では、石狩がなんと雪崩式ブラックメフィストを炸裂させ、デヴィットをKO。初戦から荒技を披露し勝ち点2を獲得した。
同じく初出場のミラノコレクションA.T.は、井上亘と対戦。独特のペースで井上を翻弄するが、白星発進で勢いに乗る井上を止めることはできず。最後は、 井上が低空ミサイルキックからの足4の字固めでミラノの攻略に成功。リーグ戦2連勝で、勝ち点を4に伸ばし、現時点でのAブロック首位に立った。
その井上に開幕戦で敗れたタイガーマスクは、獣神サンダー・ライガーと対戦。一瞬の丸め込み技でライガーを押さえ込んで勝利し、2日目に初日が出た。
一方、Bブロックも激戦の連続であった。エル・サムライと金本浩二の一戦では、序盤から金本に容赦なく攻められたサムライが、スピニングレッグロックをスモールパッケージホールドで切り返して逆転勝利。リーグ戦の初戦を制し、白星をなんとか拾った。
内藤哲也とB×Bハルクによるシングル初対決では、ハルクがE.V.Oで内藤を轟沈し、3カウントを奪取。新日本プロレスとDRAGON GATEの誇る期待の新鋭対決は、ハルクに軍配が上がった。
IWGPヘビー戦「永田VS真壁」が正式決定!
また、試合開始前には、7月6日後楽園大会で行われるIWGPヘビー級選手権試合の挑戦者が真壁刀義に決定したと発表された。
タイトルマッチ決定を受け、王者永田裕志と真壁は、今宵もタッグマッチながら激しくぶつかり合った。チャンピオンベルトを巡る両者の抗争は、ますます加熱しそうだ。
■公式戦は30分1本勝負
■準決勝戦
6月16日(土)京都市体育館
Aブロック1位 VS Bブロック2位
Bブロック1位 VS Aブロック2位
■決勝戦
6月17日(日)後楽園ホール
時間無制限1本勝負
勝ち○=2点 負け●=0点 引き分け△=1点