IWGPヘビーの最終前哨戦は内藤に凱歌!
棚橋が登場するも、またもジェイがKO!
鈴木は後藤にドームでの敗者髪切りマッチを要求!
12月18日(月)、東京・後楽園ホールで『Road to TOKYO DOME』二連戦の二日目を迎え、来年の1.4東京ドームの前哨戦を中心に、選手たちが熱い火花を散らした。
メイン(第9試合)ではIWGPヘビー級王座戦の前哨戦として、オカダ・カズチカと内藤哲也がそれぞれSHO&YOH、BUSHI&高橋ヒロムとトリオを結成し、6人タッグで激突。それぞれが一進一退の攻防を繰り広げ、場内が熱狂に包まれる中、最後は内藤がYOHをデスティーノで料理。試合後、乱闘騒ぎになると、内藤はオカダをデスティーノでKO。ドームでのIWGPヘビー奪取に向け、強烈なデモンストレーションを展開した。
第8試合は後藤洋央紀&YOSHI-HASHI組と鈴木みのる&飯塚高史組が対峙。遺恨深まる後藤と鈴木は、前夜に続いて乱打戦を展開。終盤、後藤が腕ひしぎ逆十字で鈴木を攻め立てるとセコンドが乱入し、CHAOSタッグの反則勝ちに。試合後、鈴木は後藤に1.4ドームでNEVERのベルトを賭けた敗者髪切りマッチを突きつけた。
第8試合終了後、右ヒザの負傷で欠場中の棚橋弘至が登場。ドームでIWGPインターコンチ防衛戦への意気込みを述べるも、挑戦者のジェイ・ホワイトが姿を現わし、棚橋をロードランナーでKO。棚橋の王座防衛に暗雲が立ちこめた。
第7試合は天山広吉&小島聡&組飯伏幸太組と、タマ・トンガ&タンガ・ロア&レオ・トンガの6人タッグ。昨日、ファレを加えたトリオでNEVER6人タッグを獲得したG.O.D(タマ&ロア)は、その勢いを見せるように猛攻。しかし、本隊も真っ向から応戦し、最後は飯伏がレオをカミゴェで下した。
第6試合はバッドラック・ファレ&高橋裕二郎組とEVIL&SANADA組が対峙。ファレのパワー、裕二郎のインサイドワークに手こずる場面も観られたものの、L・I・JタッグはうまくBULLET軍を分断。そして、鉄壁の連携からマジックキラーで裕二郎から3カウントを奪取。『WORLD TAG LEAGUE 2017』覇者の実力を見せつけた。
第5試合は、真壁刀義&ヘナーレ組と石井智宏&矢野通組による一戦。ヘナーレが血気盛んに仕掛けていくも、百戦錬磨のCHAOSタッグを打ち崩すには至らず。石井の垂直落下式ブレーンバスターの前に撃沈した。
第4試合は獣神サンダー・ライガー&タイガーマスク&KUSHIDAが、今大会の冠協賛であるJRAと関係の深そうな正体不明のマスクマン、マスクドホースとカルテットを結成し、鈴木軍ジュニア(金丸義信&タイチ&エル・デスペラード&TAKAみちのく)と対峙。途中、マスクドホースはマスクを剥がされる場面が観られるも、馬並みの馬力で奮起。ケツイェでTAKAを下した。
第1試合から第3試合までは第11回ヤングライオン杯争奪リーグ戦が行なわれ、海野翔太が成田蓮を逆エビ固め、岡倫之も八木哲大を逆エビ固めで仕留め、北村克哉は川人拓来をジャックハマーで粉砕。これで北村が4勝0敗で単独首位となり、そのあとを岡と川人が3勝1敗、海野が2勝2敗 成田と八木が0勝4敗で続く展開に。
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