「ヤングライオン杯」は川人&岡&北村が2連勝! 青柳が永田に一騎打ちを要求! 天山とダイナソー、中西と吉野がまさかの合体!?
新日本プロレスが定期開催している“新世代育成プロジェクト”『LION’S GATE』の第9弾興行。
前回に続いて「第11回ヤングライオン杯争奪リーグ戦」が前半戦に行われ、後半戦は新日本プロレスのベテランvs他団体の若手という図式になった。
オープニングマッチは、「ヤングライオン杯」リーグ第2戦で、岡倫之(1勝)と成田蓮(1敗)が対決。現在のヤングライオンで最もキャリアの浅い成田が徹底した膝攻撃で岡を追い詰めるが、最後は逆エビ固めで無念のギブアップ。番狂わせはならなかった。
第2試合は、北村克哉(1勝)と海野翔太(1敗)が激突する「ヤングライオン杯」公式戦。デビッド・フィンレーとのコンビで『WORLD TAG LEAGUE 2017』にエントリーすることになった北村が、ジャックハマーで危なげなく勝利した。
第3試合も「ヤングライオン杯」公式リーグ戦が行われ、キャリア1年10ヶ月の川人拓来(1勝)が、キャリア6ヶ月の八木哲大と激突。八木が中盤に猛攻を仕掛けるも、川人がスワンダイブミサイルキックから回転延髄斬りを炸裂させて完勝。2連勝で北村&岡をピタリとマークした。
第4試合は、KAIENTAI-DOJOの吉野コータロー&ダイナソー拓真が、新日本プロレスの重鎮である天山広吉&中西学と対決。奮闘むなしく敗れるが、その闘いぶりを天山&中西が好評価。天山がダイナソー、中西が吉野と一緒に退場し、それぞれ次回のタッグ結成を提案した。
セミファイナルは、K-DOJOのGO浅川がタグチジャパン監督の田口隆祐と一騎打ち。いきなりジャンピングヒップアタックで先制して場内を沸かせるが、変幻自在の攻撃で逆襲され、最後はオーマイ&ガーアンクルで撃沈。しかし、試合後にグータッチを求めた田口にドロップキックを食らわせ、意地を見せた。
メインイベントは、全日本プロレスの青柳優馬とプロレスリングHEAT UPの兼平大介が、第三世代の永田裕志&小島聡とタッグ対決。この一戦は、序盤から永田と青柳がエキサイトし、ド派手な場外乱闘を展開。そして、その熱が小島と兼平に飛び火し、非常に激しい試合展開となる。最後は小島がラリアットで兼平を葬ったが、青柳の興奮は一向に収まらず。試合後も永田と乱闘を繰り広げ、一騎打ちを迫った。
その後、小島がマイクアピールを敢行し、「我々はどんどん若返ってしまっています」「いまの私と永田裕志の体はバリバリの体になっていると思います!」と怪気炎をあげる。そして最後は、「いっちゃうぞバカヤロー!」の叫びで大会を締めくくった。