『ヤングライオン杯』開幕! 川人、岡、北村が快勝を収める! 第三世代は他団体の若手を返り討ち!
今回で8度目を迎えた新日本プロレスの“新世代育成プロジェクト”『LION’S GATE』。
前半戦は12年ぶりに復活した「ヤングライオン杯」のリーグ初戦が行われ、まずは第1試合で川人拓来と成田蓮が対決。出場選手中、最も長いキャリア(1年10ヶ月)を持つ川人が、最も浅いキャリア(3ヶ月)の成田を新技の回転延髄斬りで下した。
第2試合では、優勝候補の呼び声高い北村克哉が八木哲大と対戦。持ち前のパワーを発揮して八木を圧倒すると、最後は豪快なジャックハマーで好スタートを切った。
続いて第3試合には、北村のライバルでもある岡が登場。海野翔太と対決し、逆エビ固めで危なげなく勝利した。
後半戦は、他団体の若手選手vs第三世代というカードが組まれ、まずは第4試合でKAIENTAI-DOJOの吉野コータローが中西学と一騎打ち。野人vs原人という構図で場内を沸かせたものの、最後はアルゼンチンバックブリーカーで無念のギブアップとなった。
セミファイナルでは、全日本プロレスの青柳優馬とK-DOJOのGO浅川が、団体の垣根を越えてフレッシュコンビを結成。プロレス界のレジェンドタッグである天山&小島に挑んだ。しかし、やはり力の差は歴然で、最後は小島が垂直落下式ブレーンバスターからのラリアットで浅川を沈めた。
メインイベントは、プロレスリングHEAT UPの兼平大介が、新日本プロレスのトップとして数々の栄冠を勝ち取って来た永田裕志とシングル対決。打撃と関節技を駆使して好勝負を繰り広げるも、最後は永田がバックドロップホールドで完勝を収めた。
試合終了後は、永田がマイクでファンに挨拶。『ヤングライオン杯』で奮闘した若手たちを評価しつつ、次の闘いに大きな期待を寄せた。そして、最後は第三世代の健在ぶりをアピールし、「1、2、3、ゼア!」からの敬礼で大会を締めくくった。