(前回から続き)
指示通りに荷物チェック、係員は男性と女性の二人。
男性係員「これは何?」
私「これはチーカマ」
男性「???}
私「チーカマは知らないか、チーズ」
男性「?」
そうだ、チーズはスペイン語じゃない。
私「queso ケソ」
男性「そうか。それじゃこれは?」
私「柿ピー」
男性「???」
この段階でメキシコ人にはわからないチーカマやら柿ピーを持ってきたことを激しく後悔。出口のほうでは、大きな笑い声が聞こえてきます。
女性「このTシャツはルチャ?」
お土産に持ってきたライオンマークTシャツを興味深そうに見てます。
男性「あなたは日本人? ライガーを知ってる?」
私「もちろん知ってる」
まだ笑い声が聞こえるので出口を見ると素顔のライガー選手が荷物を開けられている私を見て、大笑いしているのが見えます(迎えに来てくれました)。
男性は「ライガーは凄いルチャドールだ」となにやら熱く語りはじめます。
「だからあそこにいるのがライガーだよ」と“日本語で”教えてあげました(まったく通じてはいませんが)。
ライオンTシャツとライガーのおかげで無事に検査もパスできました。
- 2011.11.25