試合後、オスプレイがリングに登場。座り込んでいるKUSHIDAを見て、自分も座り込む。そして、マイクを握ると語り始める。
オスプレイ「まあ、そのまま、座ったままでいいよ。身体を休めるんだ。KUSHIDA、俺はおまえがこの『BEST OF THE SUPER Jr.』で勝ち上がって、決勝に出てくると信じてた。その通りになって、俺は今、満足してる。おまえと決勝で闘えるんだからな? 1年前、俺はニュージャパン・プロレスリングのリングにデビューした。その時の相手がKUSHIDAだった。だけどその試合では負けてしまった。そして、2度目の対戦でも俺が負けた。それから6カ月前、おまえはIWGPジュニアヘビー級王座を明け渡してしまったよな? そして、ベルトを取り返そうと挑んだ再戦では、5分も持たずに返り討ちに遭ったよな。でも、今のお前は口にこそ出さないけど、タイトルを取り戻したいと思っているだろ? だけど、俺もあのベルトを狙っている。そのためにはおまえを倒さないといけない。どちらが先にあのベルトにたどり着くか。だから『SUPER Jr.』の決勝で闘えるのは、俺にとって好都合だし、必ず俺はおまえを倒す。でも、勘違いしないでくれ。俺は敵としておまえをリスペクトしている。俺が腰にベルトを巻いた姿を、おまえに見せつけるからな。KUSHIDA、最高の状態でリングに上がって来い。最高の闘いを見せてやろうじゃないか。そして俺が、『BEST OF SUPER Jr.』2連覇を達成してやるぞ!」と言い切った。
続いてマイクを握ったKUSHIDAは、「オーケー。アンダースタンド。オスプレイ、オマエの気持ちはよくわかった。2度あることは3度ある。日本語のことわざにあるんだよ。オーケー、イングリッシュ。レッツ・ゴー、ヨヨギ。アーンド、レッツ・ゴー、クレイジー!」と堂々のアピール。
そして、両雄は額を突き合わせ、視殺戦を展開。そして、共に拍手を送ると、オスプレイは先にリングをあとにした。
最後にもう一度、マイクを握ったKUSHIDAは、「KUSHIDA」コールに応えた後、「いいか? ここは日本のリング。新日本プロレスのリングだ。最後!日本的な締めで大会を締めてもよろしいでしょうか?」と聞くと、「ご起立お願いします!」とうながした。
そして歓声に応えて、「ありがとうございました! 絶対、勝ちます!」と声をかけたあと、「それでは、残り一つになりましたが、大会の成功と、『BEST OF THE SUPER Jr.』KUSHIDAの優勝と。名古屋大会、またみなさんとお会いできますように……。それを祈願しまして……いよ~~っ!」と掛け声をかけて、1本締めで名古屋大会を締めくくった。