Road to THE NEW BEGINNING

日時: 2015年2月6日(金) 18:00開場　19:00開始
会場: 宮城・若柳総合体育館（アスパルわかやなぎ）
観衆: 1,100人

第2試合 20分1本勝負

田中翔
ボビー・フィッシュ

獣神サンダー・ライガー
カイル・オライリー

境界線

09分38秒　チェイシング・ザ・ドラゴン→体固め

レフェリー｜佐藤健太

MATCH REPORT

　2月14日仙台でチェーズ・オーエンズの挑戦を受けるNWA世界Jr.王者のライガーが登場。対戦相手でIWGP Jr.タッグ王者組（※ROH世界タッグ王座と二冠）のオライリー＆フィッシュは、同所で3WAY形式の防衛戦を敢行する。
　
　ライガー対フィッシュで試合が始まり、ライガーが変型カベルナリア。そこから田中対オライリーとなり、オライリーがショルダータックル、フロントハイキックで先制。
　しかし、田中がアームホイップで巻き返し、ドロップキックで追撃。ところが、控えのフィッシュがロープワークを妨害し、田中の動きがストップ。フィッシュがミドルキック、オライリーがキチンシンク、顔面攻撃、打撃コンビネーションなどで攻め立てる。
　だが、田中がドロップキックでフィッシュに逆襲し、スイッチしたライガーがオライリーに風車式バックブリーカー、串刺し掌底。さらに、雪崩式フランケンシュタイナーの大技を繰り出す。
　続いてライガーは前方回転エビ固めに行くが、オライリーが回転をこらえ、そこから腕ひしぎ逆十字固めで捕獲。たまらずロープエスケープしたライガーだったが、カウンター浴びせ蹴りで報復した。
　田中対フィッシュの場面。田中がフライングフォーアーム、サイドスープレックス、変型スパインバスターとラッシュ。続いて逆エビ固めを極めると、オライリーがカットに入る。しかし、ライガーが掌底でオライリーを吹き飛ばし、田中がさらに絞ってフィッシュにギブアップを迫る。
　だが、フィッシュがライガーを場外に追いやり、田中をコーナーへ固定。その直後、オライリーが串刺しエルボー、フィッシュが串刺しボディアタック、オライリーが串刺しジャンピングハイキックを立て続けに見舞う。
　ここでフィッシュとオライリーが、合体ダイビングニードロップで田中に追撃。さらに、ジャンピングニーアタック＆水面蹴りの同時攻撃でライガーを蹴散らす。そして最後は、チェイシング・ザ・ドラゴンで田中を仕留めた。

COMMENT

フィッシュ「今日も勝った。ここまでずっと勝ち続けてる。誰も文句が言えないはずだ。もう文句は残ってないはずだ。例え文句を言ってきても、答える必要はないはずだ。リングでキッチリ答えを出してるだろ？毎試合毎試合、同じ答えを出してきた。勝利という答えをな。もう1回勝たないとダメだっていうのか？ reDRagonがもう1回勝てば、俺たちが世界中、いやこの地球を含めた惑星の中でベストタッグチームであると納得するっていうのか？いつまでそんなこと言ってるんだ!?」
オライリー「今日の試合を見ただろ？俺たちはリングの上で蝶のように華麗に舞って、こうやって勝利したんだ。これ以上、何を見せろっていうんだ？ reDRagonにすれば、ヤングバックスだろうとヤングボーイと同じなんだ。リビング・レジェンドのジューシン・サンダーライガーであってもな。そうじゃいないっていうなら、ボビー・フィッシュと俺を捕まえて虫かごに入れてみな」

ライガー「まぁ、田中にはいい勉強になったと思うけど、俺はもう勉強どうのこうのじゃないから。タイガーマスクと（組んで）、やつら（reDRagon）とどんどん試合を組んでほしい。ファンもアイツらとかヤングバックス、KUSHIDA＆シェリーとかのタッグばっかりはもういいだろ？タッグ戦線に俺とタイガーが割り込んでいってもいいんじゃないか？ファンもそろそろ、そういうのを見たいんじゃないか？その前に仙台でキッチリ防衛して、タイガーとタイトルマッチをやりながらも（2人で組んで）タッグのタイトルマッチをやっていきたいと思います。
——ブルース・サープNWA社長は「ベルトだけじゃなく、ライガーのマスクも剥がす」と言ってますが？
ライガー「じゃあ、アイツの入れ歯をガタガタいわせてやるよ」
※田中はノーコメント