Road to THE NEW BEGINNING
- 日時
- 2015年1月30日(金) 18:00開場 19:00開始
- 会場
- 埼玉・所沢市民体育館・サブアリーナ
- 観衆
- 1,200人(超満員札止め)
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第7試合 30分1本勝負
レフェリー|レッドシューズ海野
MATCH REPORT
またAJ来日前に、BULLET CLUBを壊滅状態にすると宣言した棚橋の闘いにも注目だ。
ゴング前からBULLET CLUBが仕掛けると、リング上で棚橋にストンピングあびせ痛ぶる。場内が棚橋コールになる中、棚橋はアンダーソンへエルボー・スマッシュで反撃にでるが、アンダーソンが棚橋の頭部に噛みつく。しかし棚橋もバックエルボーからセカンドロープを利用して、アンダーソンに体をあびせていく。
そして代わって入った後藤がショルダーアタックでアンダーソンぶっ飛ばし、さらにアンダーソンへ追走式のラリアットを見舞う。だがアンダーソンも代わって入った柴田の顔面をかきむしりペースを握らせない。
代わって入ったギャローズは柴田へ地獄突きを放つ。しかし柴田はエルボーの連打で反撃し、コーナーにかけるギャローズへ串刺しドロップキックを狙う。だがこれはギャローズが読んでおりカウンターの地獄突きを決める。しかし柴田はロープへ振られるも、ギャローズの顔面目がけてフロントハイキックを見舞う。
田口対ケニーの場面、田口がケニーの顔面へ低空ドロップキックからヒップアタックを見舞う。さらにカットに入ったタマへもヒップアタックを決めると、ケニーとタマの頭部へヒップパッドを敢行。そこへカットに入ったギャローズへもヒップアタックを放つが、ギャローズは微動だにしない。それに気づかない田口はケニーに向かって腰を振り挑発。しかし後ろを振り向いた際、ギャローズが田口へ地獄突き。BULLET CLUBが本隊を場外に蹴散らし、鉄柵に打ちつけ痛ぶる。痛ぶった田口をリングに戻すと、タマは変形のバックドロップからダイビングボディプレスを敢行。苦しい状況の田口だが、代わって入ったアンダーソンの隙をつき丸め込むが、これはカウント2。田口はすかさずタッチに向かうが、これはアンダーソンが許さず、田口の顔面をかきむしり捕らえる。さらに代わって入ったギャローズが5回連続のエルボードロップを敢行。続けて田口をボディスラムで叩きつけると、その横たわる田口へ、ギャローズがタマを抱え、そのまま田口目がけてタマを投げつける。これには田口もグロッキー状態。そんな田口へ代わって入ったケニーが田口を抱え上げ、そのまま自身の膝の田口の腰を打ちつける。悶絶する田口の顔面をケニーが右腕の手首に巻いたテーピングで何度も擦り、顔面を痛めつける。続けてケニーが田口を担ぎ上げ、ブレーン・バスターを狙うが、これは田口がこらえ逆に高速のブレーン・バスターでケニーを投げ飛ばす。再度タッチに向かう田口を、今度はケニーが妨害。しかし田口はケニーの頭と、代わって入ったアンダーソンの頭を掴むと、2人の頭部をDDTでリングに突き刺す。
やっとタッチのできた田口と代わって入った後藤がアンダーソンへショートレンジのラリアットを決める。続けて後藤はコーナーでアンダーソンにエルボーの連打を見舞うと、そこへギャローズがカットに入るが、そのギャローズを柴田が蹴散らす。さらにコーナーにかけるアンダーソンへ柴田が串刺しドロップキック、ギャローズへ後藤が村正を敢行。そしてアンダーソンへ柴田が投げっぱなしジャーマンから後藤がバックドロップを炸裂させるが、これはカウント2。後藤と柴田はとどめの合体攻撃を狙うが、これはギャローズがカットに入る。それでも後藤はアンダーソンへラリアットを狙ってロープへ走るが、アンダーソンはスピニング・スパイン・バスターで反撃。
両者に代わって入った棚橋対ケニーの場面、棚橋がエルボー、太陽ブローの連打からフライング・フォーアームを決める。さらにケニーの足を取り、そのままドラゴンスクリューで流れを掴む。続けてケニーをボディスラムで寝かすと、そこへセカンドロープからのダイビングサンセットフリップを敢行。両者エルボー合戦から、棚橋が張り手を見舞い、ロープへ走るが、そこをタマが棚橋を足をとり妨害。しかし今度はロープへ走ったケニーの足を田口がとり妨害。再度棚橋がロープへ走ると、今度はギャローズが棚橋の足をとり妨害。そしてタマが棚橋を担ぎ上げると、棚橋の頭部へギャローズがフロントハイキックを見舞う。続けてケニーが棚橋を強引に持ち上げて変形のパワーボムを決める。さらにケニーは棚橋へクロイツ・ラスを狙うが、これは棚橋が体重を入れ替え逃れると、ケニーへスリングブレイドを放つ。しかしBULLET CLUBが棚橋を捕まえ、トレイン攻撃から、タマが棚橋へトンガンツイストを敢行。さらにタマはヘッドシュリンカーを狙うが、ここは田口がヒップアタックでカット。そこから両チーム入り乱れ、リング上の棚橋はタマへまさかのスタイルズクラッシュを炸裂させると、最後はハイフライフローでタマから3カウント奪った。
そして試合後、リング上で棚橋はマイクを握って「……少し遅れたけど、みなさん、あけましておめでとう! そして、新日本プロレスが、所沢に、帰ってきたぞ〜〜!」とひと吠え。「今日は超満員のお客さん、本当にありがとうございました! このベルトを必ず防衛して、またみなさんの前にチャンピオンとして現れます! 今日はありがとうございました!」とマイク。
さらに「ところざわ〜!」と四方向に地声でアピールしたあと、エアギターを3回連続披露。会場の「あと1回」コールには、駄々をこねたあと、「チャンピオンになって帰ってきたら、もう一回やります」とマイク。
そして、「大阪行くぞ!」という声には「ありがとう、応援してくれ!」と返答し、「今日も本当に楽しかったです。ありがとう!」そして、「会場のみなさ〜ん、愛してま〜す!」と締めくくった。
COMMENT
※後藤、柴田、田口はノーコメント