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新日本プロレス勢でただ1人、今シリーズ全戦参加となった内藤が登場。田口と組み、トゥリトン＆キャプテンと対決。内藤は今回も赤と銀のマスク、田口は金のツタンカーメンというスタイルで登場。
試合開始前、女子プロレスラーでCMLL世界女子王者の朱里が、内藤組に花束を贈呈した。
トゥリトン対内藤で試合が始まり、トゥリトンがヘッドシザースホイップで先制。これで内藤が場外に落ちると、ハンドスプリング式トペフェイントを披露した。
キャプテン対田口の場面。田口は胸の前で両腕をクロスさせ、リング中央で棒立ち。そして、地獄突きを食らうと、腕をクロスしたままダウン。すかさずキャプテンが押さえ込むと、腕をクロスしたまま肩だけを上げる。
これを田口が繰り返すと、キャプテンはツタンカーメンのマスクを剥ぎ取る。しかし、田口は緑色の新しいマスクを被って復活し、ジャンピングヒップアタックをお見舞い。
これでキャプテンの動きが止まり、内藤と田口がダブルドロップキック、田口がギロチンドロップ、内藤がランニングサンセットフリップなどで攻め立てる。しかしキャプテンは、ジャンピングショルダータックルで2人をまとめて吹き飛ばし、ようやく自軍コーナーへ生還。
タッチを受けたトゥリトンは、フライングボディアタックで内藤と田口をなぎ倒し、内藤のパサーダを利用して田口へミサイルキック。さらに、ロープの反動を利用したヘッドシザースホイップで内藤を場外へ落とす。
続いてトゥリトンは、田口も場外へ追いやり、セカンドロープからトップロープへ飛び移り、ラ・ケブラーダを敢行。
キャプテン対内藤となり、キャプテンがジャンピングエルボーアタックを受け止め、ヒラボトムで叩きつける。そして、カリビアンデスグリップを繰り出すも、内藤が回避して延髄斬り。すると、田口が背後からジャンピングヒップアタックを食らわせ、内藤がその勢いを利用して変型DDT。そこからプルマブランカを極め、一気にギブアップを奪った。
NJPW PRESENTS CMLL FANTASTICA MANIA 2015
- 日時
- 2015年1月19日(月) 17:30開場 18:30開始
- 会場
- 東京・後楽園ホール
- 観衆
- 1,950人（超満員札止め）
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第2試合 20分1本勝負
レフェリー｜佐藤健太
MATCH REPORT
COMMENT
——今日は王の威名を十分に見せられたんじゃないでしょうか?
田口「ハイ、ハイ。ソウデスネ。エジプトの王としてハズカシくない試合が出来たと思いマス、っておりマス」
——またファラオがまた日本にいらっしゃるのは来年になるのでしょうか?
田口「ソウデスネ。ギャラ次第では。ギャラ次第だよネ。ギャラ次第でいつでも日本にいらっしゃいマス。いらっしゃると思いマス」
——ギャラは大体いくらなんですか?
田口「ソウデスネ……米、8俵ぐらいですかネ。米8俵かウシ1頭で。お願いしマス。日本には美味しいウシが有ると聞いていマス。日本には美味しいウシあると聞いてマス。ウシ1頭でお願いしマス。日本には美味しい米あると聞いてますから? 米美味しい。間違った! 69俵下さい。69頭下さい。ハイ……。ウン、そろそろ活動限界なので。この辺で。イロイロとギリギリです。失礼しマス」
——CMLLとの闘いは、いかがでしたか?
内藤「まぁ、実際はそんなに長くは行ってないけど。でもオレにとって、今現在のレスラー内藤哲也にとって、メキシコは外せない経験であり、土地なんで。このメキシコのCMLLの素晴らしさを、ちょっとでも今回“FANTASTICA MANIA”で皆さんに届けられたら、やって良かったと思う。あと、このマスクは、今欠場中のBUSHIからのアドバイスというか、彼の言葉からヒントを得て、今回マスクマンになったんでね。まぁ彼も凄く悔しい想いしてると思うんで。えぇ。オレ、もっともっとBUSHIに悔しい想いさせて、そして、大っきな、今ままで以上のBUSHIで新日本のリングに帰って来るのを待ってるんで。まぁ、今日で“FANTASTICA MANIA”終わりですけども、やっぱり、オレはもっと『ルチャ』やりたいし、もっと『CMLL』を感じたいんで。行ける機会があれば、メキシコにまたいきたいと思います。グラシアス、メヒコ。Gracias CMLL……」
キャプテン「ハァハァ、ツタンカーメン……あの神が今後も現れるのか? なぁキミ、あんなのが今後もまた出て来るなら、是非とも私の味方になってもらいたいものだ」
トゥリトン「内藤、今日が最後だと思うな。来年のアレナ・メヒコでシングルマッチだ」
