NJPW PRESENTS CMLL FANTASTICA MANIA 2015
- 日時
- 2015年1月18日(日) 17:30開場 18:30開始
- 会場
- 東京・後楽園ホール
- 観衆
- 1,950人(超満員札止め)
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第1試合 20分1本勝負
レフェリー|佐藤健太
MATCH REPORT
大会開始前、尾崎仁彦リングアナウンサーがレイ・コメタとミステル・二エブラの欠場、対戦カードの一部変更を発表した。
そこから始まった第1試合は、石井智宏が今シリーズ初登場。YOSHI-HASHI&外道と組み、オロ&ライガー&タイガーの日墨マスクマントリオと対決。ライガーとタイガーはお互いのハーフマスク仕様で登場した。
ライガー対外道で試合が始まり、ライガーのヘッドシザースを外道が倒立で脱出。さらに、握手すると見せかけてサミングで不意打ちに出る。するとライガーは、フライングクロスチョップで逆転。そして、場外で風車式バックブリーカーを食らわせた。
タイガー対石井の場面。石井がショルダータックルで先制し、タイガーのドロップキックを受け止める。しかしタイガーは、ローリングソバットで巻き返し、ミドルキック連射で追撃。さらに、カニばさみで石井を倒してコーナーへぶつけ、背後からのドロップキックで場外へ追いやった。
オロ対YOSHI-HASHIの場面。両者がロープワークで交錯したあと、オロがヘッドシザースホイップ。さらに、スワンダイブ攻撃を狙うも、外道が場外から脚を引っ張って妨害。
これで石井組が試合の主導権を握り、タイガー、オロ、ライガーをよってたかって痛めつけて行く。その後、ライガーがYOSHI-HASHIのエルボーを石井に誤爆させ、形勢逆転。
オロ対YOSHI-HASHIの場面。オロがYOSHI-HASHIをフライングボディアタックでなぎ倒し、ロープに絡めてエプロンからトラースキックをお見舞い。さらに、エプロンからセカンドロープへ飛び移り、ムーンサルトプレスで押し潰す。
さらにオロは、ドロップキックでYOSHI-HASHIを場外に落とし、フェイントからプランチャ。すると、タイガーがコーナー最上段から外道にフライングボディアタックを見舞い、石井にはドロップキックを浴びせる。そして、外道にハイキック、タイガードライバーで追撃。
続いてタイガーはダイビングヘッドバットを繰り出すも、外道にかわされて自爆。しかし、次のトラースキックは受け止め、リバースダブルアームバーで絞る。
その後、オロが側転からのノータッチムーンサルトアタックを石井とYOSHI-HASHIに食らわせるが、リング上では外道がタイガーにトラースキック。さらに、低空ドロップキックから外道クラッチを狙う。だが、これを逃れたタイガーが、回転十字架固めで3カウントを奪取した。
COMMENT
ライガー「彼はそう言ってくれてますけど、彼はチャンピオンだしね。ボクは彼についていくような形の試合になりましたけども。やっぱり彼が試合の流れを作ってくし、やっぱりチャンピオンだと思います」
オロ「アリガトウゴザイマス」
タイガー「今日はね、こういうルチャの大会ということで、ボクとライガーさん見ての通り、『タッグの絆は凄いよ』という意味で、こういうマスクを作って、ライガーさんに承諾もらって、被ってもらったんですけどね。まぁお祭りとはいえども、リングに上がれば勝負だし、彼(オロ)もベルトを防衛してチャンピオンだしね。さっきも言ってくれたように、リングの上ではライガーさんもボクも、自分の口で言うのは嫌だけど、“レジェンド”って言ってくれてるけどね。やっぱり今2人チャンピオンですから、やはりその2人にボクは今日、足を引っ張られないようにね。あとライガーさんがこの前、後楽園で今持ってるNWAジュニアのベルト、『次の挑戦者はお前だ』って言ってくれて。ボクに挑戦権が来るまでには、ライガーさんがチェーズ・オーエンズに勝ってもらわないといけないし。もちろん負けるとは思ってないし。ボクもライガーさんとの闘いを見据えてるし。タッグを組むときはね、もちろんボクは頼りになる先輩のパートナーですから。そういう部分では、ライガーさんにもうひと踏ん張りしてもらって、ボクがライガーさんを止めたいなと思ってます」
ライガー「頑張りましょう、オッケー」
オロ「日本のファンの皆様、応援ありがとうございます。このベルトと一緒に日本に来れたことが幸せですし、私は日本が大好きです。アリガトウ、コウラクエンホール」
※石井、YOSHI-HASHI、外道はノーコメント