1月18日後楽園で行われるスペシャルシングルマッチ・アトランティスvsU・ゲレーロ、NWA世界ヒストリックミドル戦ボラドールvsG・ゲレーロのダブル前哨戦。
　
　試合開始前、U・ゲレーロ＆G・ゲレーロ＆中邑が3人で“ゲレーロポーズ”を披露。そんな中、アトランティス対U・ゲレーロで試合が始まり、いきなりアトランティスがマスクを剥ぎ取ってしまった。
　ボラドール対G・ゲレーロの場面。ボラドールがヘッドシザースホイップ、フェイントトーキック、トラースキックと猛攻。これで中邑が登場し、ロープ付近で脱力してロープブレイク。
　そこから中邑がボディに膝蹴りを見舞い、ボラドールをダウンさせる。しかしボラドールは、ストンピングとローキックをかわし、トラースキックで報復。さらに、ハンドスプリング＆バク転で中邑を翻ろうし、ヘッドシザースホイップで投げ飛ばした。
　キャプテン対中邑の場面。キャプテンが中邑をコーナーへ追い込み、バイブレーション式踏みつけ攻撃。ところが、中邑がジャンピングカラテキックで逆襲し、“本家”バイブレーション式踏みつけ攻撃。それでもキャプテンはジャンピングショルダータックルを繰り出すが、簡単に回避されて自爆してしまう。
　続いて中邑がキャプテンの頭をトップロープへ引っかけ、両脚を持って固定。そして、G・ゲレーロのパサーダで大きくジャンプしたU・ゲレーロがキャプテンを押し潰す。
　ボラドール対中邑となり、ボラドールがハンドスプリングエルボーで中邑とU・ゲレーロをまとめてなぎ倒す。そして、G・ゲレーロの背中を利用してジャンプし、高速回転式ヘッドシザースホイップ。これでG・ゲレーロを場外に落とすと、トップロープを飛び越えてヘッドシザースホイップを見舞う。
　アトランティス対U・ゲレーロとなり、アトランティスがフライングクロスチョップ、風車式バックブリーカー。すると、U・ゲレーロがアトランティスの首に両足をかけてグルグルと前方回転し、そのまま場外へ放り捨てる。
　キャプテン対中邑となり、キャプテンがアトミックドロップ、フライングボディアタック。しかし、次のダイビングヘッドバットは中邑が回避し、G・ゲレーロが串刺しラリアットをお見舞い。さらに、U・ゲレーロがコーナー最上段で倒立したのち、遠心力を利用して串刺し攻撃。そして、中邑が串刺しジャンピングニーアタック、リバースパワースラムへ繋ぐ。
　これでキャプテンがダウンすると、中邑はボマイェの発射体勢に入る。しかし、ボラドールがキャプテンを踏み台にし、カウンターで中邑へヘッドシザースホイップ。さらにボラドールは、U・ゲレーロのパサーダを利用し、G・ゲレーロへドロップキック。すると、アトランティスがU・ゲレーロへトペスイシーダ、ボラドールがG・ゲレーロへムーンサルトアタック。
　一方、リング上ではキャプテンが中邑へ地獄突き。しかし、中邑がジャンピングボマイェで吹き飛ばし、ボマイェでとどめを刺した。
　
　試合後、中邑は「イヤァオ!!!!」の叫びをファンと大合唱した。

U・ゲレーロ「今日は勝つことができたんで、このまま最後まで勝ち続ける。アトランティスには（メキシコで）マスクを剥がされたけど、日本では俺が勝つから」
※G・ゲレーロ＆中邑はノーコメント
 
※アトランティス＆ボラドール＆キャプテンはノーコメント