結成以来、傍若無人に暴れ回るBULLET CLUBを討伐すべく、天山、小島、本間がトリオを結成。
　JJは、カレン夫人とGFWのスコット・ダモール副社長、高橋はダンサーのMAOを引き連れて登場。
 
　序盤、小島が高橋に逆水平チョップ連射、串刺しジャンピングエルボー。そして、「いっちゃうぞバカヤロー!」をファンと大合唱するものの、ファレが追撃を妨害。
　これで小島は動きが止まってしまい、JJ、ファレ、高橋が代わる代わる痛めつけて行く。そこから本間対高橋となり、フェースクラッシャーから小こけしを発射。しかし、高橋が回避し、フィッシャーマンバスターで叩きつける。
　続いて高橋はマイアミシャインを狙うが、脱出した本間がこけしロケットで逆襲。それを見たJJがギタークラッシュを狙うも、本間がトーキックで迎撃。すると、高橋が本間を羽交い絞めにし、JJが再びギターを振りかざす。ところが、本間にかわされて高橋の頭を打ち抜いてしまう。
　その直後、天山と小島が合体バックドロップでJJを投げ捨て、天山がファレにニールキック。そして、小島がロープ際のラリアットで場外に追いやる。
　さらに、2人がテンコジカッターで高橋を叩きつけると、本間がコーナー最上段からのこけしでとどめを刺した。

——本間選手、素晴らしい1勝だったのはないですか?
本間「最高の2015年のスタートを切ることができました。ありがとうございました。これもなにもかも天山さん、小島さんのおかげだと思います」
——天山選手いかがですか?
天山「いやいや、ほんとにね、自分の出番がないくらい、最後こけしが決まってもうて、最高やね、こういう日って。やっとね、こけしも決まってお客さんも喜んでたし。2015年1発目がしっかりとテンコジ、本間、テンコケって言われたけど、こけずに、こけし決まって良かったな。ありがとな」
——2015年1発目、BULLET CLUBに勝利したのは大きいのではないですか?
小島「これがほんとのお年玉っていうかね、本間の。凄いいいものを見させてもらったんでね。ジェラシーもあるし、やっぱ嬉しさもあるし、本間みたいなずっと苦労してきた男が活躍するっていうのは、ドームのいいとこだと思うし。いろんな思いがありますけど、自分も頑張らなきゃいけないなって凄い感じました」
——小島選手、2015年の抱負をお願いします。
小島「まぁ怪我をしないようにってのは当たり前なんですけど、やっぱりプロレスラーでいる以上は、少しでも上を目指していきたい。チャンピオンベルトもそうだし、いろんなタイトルもそうだけど、こうやって本間みたいに、こうやって頑張れば結果を出せる人間がそばにいるってことが、今年一番の励みになったことだと思ってます」
——天山選手はいかがですか?
天山「去年も自分たちはね、まだまだ物足りなかった。2015年、今年はしっかりとテンコジも大事やし。自分のシングルの道も、ちょっと欲出してやりたいなと思います」
——テンコジとしては2015年再び頂へという思いもあると思いますが?
天山「そうですね。まぁそれはコジに聞いてほしいですね」
小島「やっぱりテンコジって、ただいるだけのタッグじゃないから。勘違いしてほしくないのは、俺たち別に仲良いから組んでるわけじゃないから、やっぱり上を目指すためにタッグチーム、プロレスラーだから、それはずっと思っていたいと思ってます」
——東京ドーム大会、本戦初出場でこけしを決めて勝利をしたご感想は?
本間「2015年最高のスタートを切れたんですけど、ボクは去年、まだ悔しさ残ってることがあるんですよ。ここにいる全レスラー誰よりも早く宣言したいのは、今年の『G1 CLIMAX』絶対出場したいと思います」
——ということは、目標はまず1勝ということですか?
本間「いや、出るからには優勝を目指しますし、それまでも実績を作って、出てもおかしくない選手になってみせます」
——本間選手、大こけしコールの中、コーナートップに上がった時のお気持ちはいかがでしたか?
本間「いやぁ、もう最高です。これはもうほんとレスラーいっぱいいる中で、ほんと数えられた人間しか上がれないコーナーに上がってこけしを決めた、最高です」
小島「こけしが決まってファンの人も、我々もビックリしたと思いますが、一番ビックリしたのはこの人です、たぶん。本人が一番ビビってました」
本間「当たった瞬間、あぁって。カバー、カバーって(笑)」
小島「カバーするの、そういうのやったことないからわかんなんだよね。こけしが決まった後に、どうすればいいか知らなかったっていう」
—— 一瞬忘れかけたんですか?
本間「あまりの衝撃にですね、もう興奮と嬉しさで」

※ジャレット、ファレ、高橋はノーコメント