WORLD TAG LEAGUE 2014

日時: 2014年12月2日(火) 18:00開場　19:00開始
会場: 福岡・博多スターレーン
観衆: 1,850人（超満員札止め）

第5試合 30分1本勝負
「WORLD TAG LEAGUE 2014」Bブロック公式戦

柴田勝頼
飯塚高史

境界線

レフェリー｜マーティー浅見

MATCH REPORT

　2日前の11月30日今治でようやく初白星をあげた後藤＆柴田が、3勝1敗で好調の鈴木＆飯塚と対決。
　
　いきなり乱闘で試合が始まるも、リング上で後藤が飯塚へ追走式ラリアット、串刺しニールキック。
　ところが、鈴木が後藤のロープワークを妨害し、トップロープ越しの腕ひしぎ逆十字固めを敢行。これで激しい場外乱闘になり、鈴木組が後藤組を圧倒。大ダメージを負った後藤が、カウント19で辛うじてリングへ戻る。
　しかし、後藤は何もできず、飯塚がストンピング連射、鈴木がチキンウィングアームロック、背中へのサッカーボールキック、飯塚がタッチロープを悪用したチョーク攻撃、鈴木がローキック連射などでいたぶり続ける。
　だが、後藤はローリングラリアットで鈴木に逆襲。ようやく出番となった柴田が、エルボー連打で鈴木をコーナーに座らせ、串刺し低空ドロップキックを狙って対角コーナーへ走る。ところが、鈴木が立ち上がって柴田を追いかけ、串刺しフロントハイキックで反撃。
　さらに鈴木は、エルボー連打で柴田をコーナーに座らせ、対角コーナーへ走る。しかし、柴田がカウンターキチンシンクで迎撃し、ミドルキックでコーナーまで下がらせる。そして、今度こそ串刺し低空ドロップキックをお見舞い。
　次に柴田は、フロントネックチャンスリーで鈴木を投げ、スリーパーホールドで捕獲。これを鈴木が同じスリーパーで切り返すと、柴田はエルボースマッシュを浴びせる。
　しかし、なおも鈴木が背後へ回り込んでスリーパーを極め、ゴッチ式パイルドライバーの体勢に入る。しかし、後藤が鈴木にラリアットを食らわせてカット。
　すると、マーティー浅見レフェリーが後藤を注意し、その隙を突いて飯塚が後藤の顔と背中にイス攻撃。さらに飯塚はアイアン・フィンガー・フロム・ヘルを装備して地獄突きを放つも、柴田が回避し、後藤がカウンター牛殺しで叩きつける。
　ここで柴田が飯塚を羽交い絞めにし、後藤のラリアットがクリーンヒット。間髪入れずに柴田がスリーパーホールドで絞め上げ、最後はPKでとどめを刺した。
　
　試合後、鈴木がパイプイスを持ち出してエプロンへ上がり、ロープを挟んで柴田と睨み合いになる。そこから両者が2発ずつ張り手を打ち合い、そのまま揉み合いになるが、セコンドたちが必死で制止した。
　
　両チームが退場したのち、尾崎リングアナが今大会の観客動員数を1,850人（超満員札止め）と発表。

　さらに、2015年5月3日（日）に福岡国際センターで『レスリングどんたく』が開催されることを告げ、大歓声が起こった。