WORLD TAG LEAGUE 2014

日時: 2014年11月28日(金) 17:00開場　18:30開始
会場: 広島・広島グリーンアリーナ
観衆: 2,528人（超満員札止め）

第6試合 30分1本勝負
「WORLD TAG LEAGUE 2014」Bブロック公式戦

柴田勝頼
桜庭和志

境界線

レフェリー｜レッドシューズ海野

MATCH REPORT

　0勝2敗と不振の後藤＆柴田が、前日の鳥取大会で黒星スタートを切った矢野＆桜庭と対決。
　
　柴田対桜庭で試合がスタート。柴田がキックで先制し、桜庭をダウンさせる。しかし、次のローキックを桜庭がキャッチし、グラウンドへ引き込んだ。
　後藤対矢野の場面。後藤がショルダータックルで先制し、矢野をロープへ振る。しかし、矢野がリバウンドせずに急停止して後藤をおちょくり、場外へ逃走。そして、追いかけて来た後藤を急襲。
　リングへ戻った矢野は、クッションを外して金具をむき出しにしたコーナーへ後藤を叩きつける。続いて桜庭がミドルキック連射で後藤をダウンさせ、すぐに矢野へタッチ。
　すると矢野は、後藤を踏みつけ、髪の毛を掴んで引き倒す。そして、ブレーンバスターの体勢に入るも、後藤が反対に投げ飛ばして脱出。
　ようやくスイッチした柴田は、ドロップキックで矢野を吹き飛ばし、桜庭には膝蹴りから三角絞めを極める。これを桜庭が脱出して腕ひしぎ逆十字固めに行くが、柴田がいち早くロープエスケープ。
　すると、桜庭はサクラバロックを狙うが、柴田が激しく抵抗。さらに、エルボー連打で桜庭をコーナーに座らせ、串刺し低空ドロップキックをお見舞い。さらに、フロントネックチャンスリーで叩きつけると、スリーパーホールドで絞めあげる。
　続いて柴田は桜庭をファイヤーマンズキャリーの体勢で担ぐが、桜庭が脱出し、スリーパーホールドをお返し。だが、柴田が強引にバックドロップで投げ捨てた。
　後藤対矢野の場面。後藤が追走式ラリアット、串刺しニールキッ、バックドロップ。しかし、矢野がカニばさみで転倒させてコーナーの金具へぶつけ、YTRアピールを開始。ところが、控えの柴田が背後から妨害する。
　これで後藤組のトレイン攻撃となり、後藤が串刺しラリアット、柴田が串刺し低空ドロップキック。さらに、柴田がジャーマンスープレックスホイップ、後藤がバックドロップで追い打ちをかける。
　ここで柴田は、武者返しで桜庭をKO。そして、柴田が矢野を羽交い絞めにするも、後藤のラリアットがかわされて誤爆。すかさず矢野が後藤を突き飛ばすと、桜庭がカウンターでハイキックをお見舞い。間髪入れずに矢野がスクールボーイで丸め込み、3カウントを強奪した。
　
　試合後、矢野はついにYTRアピールを完遂した。