WORLD TAG LEAGUE 2014

日時: 2014年11月28日(金) 17:00開場　18:30開始
会場: 広島・広島グリーンアリーナ
観衆: 2,528人（超満員札止め）

第2試合 20分1本勝負

田中翔
タイチ

中西学
デイビーボーイ・スミスJr.

境界線

08分54秒　タイチ式外道クラッチ

レフェリー｜佐藤健太

MATCH REPORT

　新日本プロレス本隊vs鈴木軍の6人タッグ戦。翌日の11月29日善通寺で行われる『WORLD TAG』Bブロック公式戦・永田＆中西vsアーチャー＆スミスの前哨戦でもある。
　
　鈴木軍の奇襲で試合が始まり、そのまま田中を捕獲。アーチャーが串刺しラリアット、スミスが串刺しジャンピングニーアタック、ブレーンバスター、ダイビングボディプレス、アーチャーがハイアングルボディスラム、スミスがギロチンドロップ、バックドロップなどで徹底的に痛めつける。
　追い込まれた田中は、スミスの串刺しジャンピングニーとアーチャーのギロチンドロップを回避し、辛うじて自軍コーナーへ生還。
　替わった中西は、スミスに逆水平チョップ連射、串刺しラリアット2連発で追撃。続いてブレーンバスターを仕掛けるも、スミスが抵抗し、アーチャーが加勢に入る。すると、すかさず永田もリングへ飛び込む。
　ここから中西がスミスをカウンター水車落とし、永田がアーチャーをカウンターエクスプロイダーで投げ飛ばす。さらに、ダブル野人ダンスから中西がスミスへラリアット、永田がアーチャーへフロントハイキック。そして、中西がスミスをアルゼンチンバックブリーカーで捕らえると、永田が腕固めでアーチャーを分断。
　これをタイチがカットすると、中西がアーチャーにスピアー、スミスが中西にジャンピングニーアタック。そこから田中対タイチになり、田中がドロップキック、串刺しジャンピングエルボー、サイドスープレックス。
　さらに、永田組がタイチにトレイン攻撃を見舞い、そこから田中が変型アバランシュホールド。だが、次の串刺し攻撃をタイチがかわし、ジャンピングハイキックで逆襲。そして、アックスボンバーからフォールに行くも、カウントは2。
　続いてタイチはショートタイツ姿になるが、スピンキックを田中がかわし、前方回転エビ固め。これをタイチが返すと、逆エビ固めでギブアップを狙う。
　ところがアーチャーが乱入し、ハイアングルチョークスラムで田中を叩きつける。グッタリとしたタイチがゆっくりとタイチ式外道クラッチで押さえ込み、3カウントを奪った。

COMMENT

アーチャー「いやぁ、素晴らしい試合だった。KESは殺し屋だ。みんなぶち殺していく。みんな、リング上でダウンして死んでいくんだ」
スミス「タイチがワン、ツー、スリーを決めてくれた。ナガタよ、ナカニシよ、明日どういうことが起こるかわかるか？明日だけ、違うことが起こるなんてことはない。キラーボムで終わりだ。俺たちは会場から歩いて帰るが、お前たちは歩いて会場を出ることはできない」
タイチ「お前らバカだから英語わからないだろ？だから俺が訳してやるよ。タイチが1番だって言ってるよ」

※永田＆中西＆田中はノーコメント