POWER STRUGGLE
- 日時
- 2014年11月8日(土) 15:30開場 17:00開始
- 会場
- 大阪・大阪府立体育会館
- 観衆
- 7,500人(超満員札止め)
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第6試合 60分1本勝負
IWGPジュニアヘビー級選手権試合- (第69代チャンピオン)
- (チャレンジャー)
※田口が2度目の防衛に成功レフェリー|マーティー浅見
MATCH REPORT
タイチのセコンドとしてデスペラードとTAKAみちのくが登場する中、意外にも握手で試合がスタート。すると、TAKAとデスペラードも田口に握手を要求。ところが、デスペラードがその手を離さず、タイチがいきなりトラースキックをお見舞い。
たちまち場外乱闘となり、TAKAとデスペラードも試合介入。そして、タイチがたっぷりと田口を痛めつける。
それでも田口は、カウンタージャンピングヒップアタックで逆襲。さらに、2発目のジャンピングヒップアタックを放つも、タイチがカウンターキックを尻に浴びせた。
劣性の田口がアンクルホールドを繰り出すと、脱出したタイチが膝を攻撃。そこから変型膝固めで絞り上げ、完全に試合の主導権を握る。
しかし田口は、カウンタージャンピングヒップアタックで流れを変え、ヒップアタック連射、三角飛びジャンピングヒップアタックで追撃。さらに、ドロップキックでタイチを場外に落とし、プリンス・デヴィットのようなポーズからノータッチトペコンヒーロをお見舞い。
ところが、TAKAが田口に襲い掛かり、デスペラードが本部席のテーブルを投げつける。それでも田口はエプロンでどどんを仕掛けるが、タイチが抵抗。なんと、パイルドライバーで場外のテーブルへ叩きつけた。
これで深刻なダメージを負った田口は、カウント19で辛うじてリングへ生還。直後にタイチがパワーボムで3カウントを狙うが、カウントは2。
苦しくなった田口は、タイチのキックをかわしてアンクルホールド。これをタイチが脚力で弾き返すと、TAKAがエプロンからキックをお見舞い。さらに、タイチがハイキックで追撃し、雪崩式ブラックメフィストを狙う。
これを田口が脱出して背後からドロップキックを浴びせ、変型どどんで叩きつける。続いて田口はバックを取るが、タイチがマーティー浅見レフェリーにしがみついて抵抗。さらに、浅見レフェリーを突き飛ばして田口と衝突寸前にすると、トラースキックで不意打ち。
次にタイチはブラックメフィストを仕掛けるが、田口が脱出してアンクルホールド。これをタイチが脚力で弾き飛ばすと、浅見レフェリーが田口と激突してダウンしてしまう。
これでデスペラードが堂々とリングへ乱入し、ギターラ・デ・アンヘルの体勢に入る。だが、田口が逃げ出してデスペラードをTAKAと衝突させ、どどんスズスロウンでTAKAを排除。
すると、タイチが田口の急所を蹴り、タイチ式外道クラッチ。これを返されると、スタンドマイクを振りかざす。しかし、田口が攻撃を回避し、延髄斬りで逆襲。
さらに田口は、アックスボンバーでタイチを吹き飛ばし、どどんからフォール。しかし、タイチが跳ね返し、タイチ式田口作どどんを狙う。ところが、田口が前方回転エビ固めに切り返し、そこからアンクルホールドを繰り出す。これをタイチが抵抗すると、田口はタイガースープレックスホイップへ移行。そして最後は、どどん・ジ・エンドで勝負を決めた。
COMMENT
——かなり足首を攻められましたが。
田口「はい、足首は攻められましたけどね。他の首は全部大丈夫ですから。あとの首? 全部大丈夫。何首がある? 全部大丈夫。首は大丈夫。タイチのね、真っ黒いマイクを使いもんに……首か、首がダメだね。首と右足首。あとの首は全部大丈夫だから。タイチのパイルドライバー、危なかった。股ぐらに顔を突っ込まさせてね、危なかった。匂いにやられるところだった。でも大丈夫。あれぐらいの匂いじゃ大丈夫。次、オメガでしょ。次オメガ。ケニー・オメガでしょ。BULLET CLUB? 舐めてんのか? 舐められてんのか? オメガだろうがなんだろうがよぉ、舐められたら舐め返す。オメガだろうが、オメガも関係ねぇよ。舐められたら舐め返すんだ、関係ねぇんだ。オメガだろうがなんだろうが、舐めるんだよ。舐められたら舐め返す。それがシックスナインチャンピオン、ペロペロだよ。ペロペロペロのロンペーロンペーですよ。ロンペーロンペー。外国人か、洋モノか、洋モノはちょっと経験ないから、オメガか。オメガ、オメガ、あぁ悔しいでも。最後の最後だな。フィニッシュが、フィニッシュしっかり顔からいかないと、顔からいかないと、フィニッシュ顔にいかないといけないとこを……変なやり方しちまった。フィニッシュがしょっぱかった。まだまだだね。まだまだ、シックスナイン、本物のミスターシックスナインチャンピオンには、ほど遠いということか……オメガ相手に本物になってみせます」