POWER STRUGGLE
- 日時
- 2014年11月8日(土) 15:30開場 17:00開始
- 会場
- 大阪・大阪府立体育会館
- 観衆
- 7,500人(超満員札止め)
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第5試合 60分1本勝負
IWGPジュニアタッグ選手権試合- (第38代チャンピオンチーム)
- (SJTT2014優勝チーム/チャレンジャーチーム)
※TIME SPLITTERSが4度目の防衛に失敗。reDRAGONが第39代王者に。レフェリー|マーティー浅見
MATCH REPORT
序盤、シェリーとKUSHIDAが息の合った連係攻撃でオライリーとフィッシュを圧倒。しかし、オライリーとフィッシュは、ラフプレーでシェリーの動きを止める。
これでシェリーが孤立し、フィッシュがボディブロー、バックエルボー、オライリーがスライディング式の膝蹴り、コブラツイストなどで集中砲火を浴びせる。さらに、オライリーがシェリーの前方回転エビ固めをこらえ、高速で腕ひしぎ逆十字固めを極める。
その後、フィッシュがコーナー最上段からダイビング技を狙うが、シェリーが2連続で回避。すると、フィッシュとオライリーが同時にダイビングヘッドバットを放つものの、これもシェリーが回避して自滅を誘う。
これでようやくKUSHIDAの出番となり、オライリーにスワンダイブチョップ、ミドルキック連射、ハンドスプリングエルボー。そこからロープへ走るが、フィッシュが場外から妨害。
その後、フィッシュが串刺しスピアーでシェリーを場外に落とし、オライリーがエプロンからジャンピングニーアタック。すると、KUSHIDAがコーナー最上段からトペコンヒーロでオライリーたちを押し潰す。
リングに戻り、KUSHIDAのムーンサルトプレスをフィッシュが迎撃。そこからフィッシュのジャンピングニー&オライリーの水面蹴りという連携技が決まる。それでもKUSHIDAがオライリーをファイヤーマンズキャリーで担ぐと、シェリーが頭部へジャンピングニーアタックをお見舞い。そして、KUSHIDAがホバーボードロックで捕獲する。
ここでシェリーがトペスイシーダを狙うも、フィッシュが迎撃し、オライリーを救出。すると、KUSHIDAがフィッシュにチキンウィングアームロックを極めるが、フィッシュがドラゴンスクリューで逆襲。
その後、シェリーがフィッシュにトラースキック、スライスブレッド。さらに、KUSHIDAとシェリーが、連携攻撃をオライリーにお見舞い。そして、OUTATIMEからフォールに行くが、カウントは2。
続いてKUSHIDAとシェリーはI-94を狙うが、フィッシュが妨害し、鉄柱越えのトペコンヒーロでシェリーを分断。一方、リング上ではKUSHIDAがオライリーにオーバーヘッドキック。ところが、オライリーが逆襲へ転じ、腕ひしぎ逆十字固めを仕掛ける。そして、フィッシュがダイビングヘッドバットでKUSHIDAの抵抗を止める。
その後、フィッシュが変型オリンピックスラムでシェリーを蹴散らし、KUSHIDAのハンドスプリングエルボーを受け止めてバックドロップ。さらに、トレイン攻撃からフィッシュがKUSHIDAをバックブリーカーで捕らえ、オライリーがコーナー最上段からダイビングニードロップを投下。
それでもシェリーはオライリーにトラースキック。しかし、オライリーがかかと落とし、エルボー、フィッシュがエクスプロイダーでシェリーを排除し、オライリーがKUSHIDAにスイングDDT。
さらに、フィッシュが雪崩式ファルコンアローで追い討ちをかけ、最後は合体技チェイシング・ザ・ドラゴンでKUSHIDAを轟沈した。
試合後、IWGP Jr.タッグ王者となったオライリー&フィッシュの前に、ロメロ&コズロフ、マット&ニックが登場。一触即発で睨み合う。そこにシェリーも割って入り、場内が不穏な空気に包まれた。
COMMENT
KUSHIDAは床に倒れ込む。
シェリー「俺たちは今日負けてしまった。だが俺たちはジュニアのいろんなタッグチームと闘ってきた。西武ドームではレッドラゴンと闘い、その時は俺たちが勝ったんだ。大阪はラッキーで相手が勝った。俺たちに運がなかった。ベルトは離れてしまったが、必ず獲り返す。レッドラゴン、リマッチを組め。初防衛戦の相手は俺たちだ。アメリカでもどこであっても構わない。オマエハ モウ シンデイル」
KUSHIDA「ハァ、完敗っすね。完敗。夏に2本あったベルトが、すべてなくなりました。けど、失ったものはなにもないっす。得たものしかないっす。強いチームが現れた。また出直して、強くなって奪い返すだけです。俺たちにしか、俺にしか登れない山を登ります。ハァ、完敗っす、今日」
ロッキー「俺たちが次のチャレンジャーだ。ベルトを賭けて俺たちと闘え」
コズロフ「俺たちは後楽園でタイムスプリッターズに勝ったんだ。ふざけるな」
ロッキー「俺たちが本物のチャンピオンだ。レッドラゴンではない。レッドラゴン、次はROH対新日本の闘いだ。次のチャレンジャーは俺たちだ」
コズロフ「なぜだかわかるか? 俺らもタイムスプリッターズに勝ったからだ」
ロッキー「王座は俺たちがいただく。ナカスゾ、ナカスゾ、ナカスゾ、ハハハ」