POWER STRUGGLE
- 日時
- 2014年11月8日(土) 15:30開場 17:00開始
- 会場
- 大阪・大阪府立体育会館
- 観衆
- 7,500人(超満員札止め)
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第3試合 60分1本勝負
NWA世界ジュニアヘビー級選手権試合- (チャレンジャー)
- (チャンピオン)
※オーエンズが防衛に失敗。ライガーが新王者に。レフェリー|佐藤健太
MATCH REPORT
試合前、NWAのブルース・サープ社長が登場すると、場内が「帰れ」コールに包まれる。するとサープ社長は、「私はNWAの社長なのだから、おまえたちは尊敬の念を示して立ち上がるべきだ!」と地声でアピール。
そして、ライガーの入場を挟み、サープ社長が「コンニチハ! ニホンジン!!」などと怪しい日本語でマイクアピール。その勢いのまま、オーエンズを呼び込んだ。
試合が開始されると、ファンは大コールでライガーを後押し。そんな中、ライガーはカベルナリアで先制。さらに、オーエンズのアームホイップをこらえて反対に投げ飛ばし、ショルダースルーで場外に落とす。そして、エプロンからトペコンヒーロを敢行。
リングへ戻ると、オーエンズがカウンタードロップキックで逆襲。さらに、ライガーのポーズを真似てアピールし、ブーイングを浴びる。
ここからオーエンズ有利の展開となるが、ライガーが串刺し攻撃から脱出し、フライングネックブリーカー、掌底で逆転。さらに、オーエンズをコーナー最上段へ乗せ、雪崩式フランケンシュタイナーで叩きつける。
続いてライガーはコーナー最上段からダイビングボディプレスを繰り出すが、オーエンズが両脚で防御。さらに、エルボー連打でライガーをダウンさせる。
それでもライガーは浴びせ蹴りで巻き返すが、オーエンズがブレーンバスターで反撃。さらに、ロープの反動を利用したバックブリーカー、アトミックドロップで追い討ちをかける。
するとライガーは、ドロップダウンでフェイントをかけ、掌底をかわされた直後にカウンター空中胴締め落とし。これをオーエンズが返すと、ライガーは掌底で追撃。そして、垂直落下式ブレーンバスター2連発で勝利を収めた。
まさかの王座陥落に、サープ社長は大混乱。しかしライガーは、その眼前で堂々と両腕をあげる。そして、「大阪の会場のファンの皆さん! 獲ったぞーーー!! 獣神サンダー・ライガー、最終章、まだまだ突っ走りますので、いままで以上の応援、もっと! もっと!よろしくお願いいたします!!」とマイクアピールした。
COMMENT
金沢「両国で、ライガーの最終章と言ったのは、あえて自分に発破をかけたような形ですか?」
ライガー「ありますし、今言ったように、腹八分ですから。あと二分。どんなものを食べて、お腹一杯になるかもわかんない。そのまま二分のまま走るかもしれない。最終章であって、最終回ではないので、どうなるのかわからない。もしかしたら、明日お腹一杯ってなるかもしれない。このベルトを獲って、お腹一杯じゃないんだ。いろんな未来が開けてきたと思うから。まだまだ突っ走るよ。ベテラン記者、みんなも頑張ろうや。歳関係ないだろ。行こう、俺が見本になる。頑張ろう、Kさん(金沢氏とガッチリ握手)」
金沢「俺?」
ライガー「Kさんさぁ、同期じゃん、ほぼ。頑張ろう」
金沢「はい、Yさん。あっ失礼しました。これなんなの一体?(笑)」
ライガー「いいんだよ。俺は今嬉しいんだよ」
金沢「おめでとうございます」
ライガー「ありがとうございます。それだけ」