Road to POWER STRUGGLE
- 日時
- 2014年11月6日(木) 17:30開場 18:30開始
- 会場
- 大阪・テクスピア大阪
- 観衆
- 1,000人(超満員)
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第8試合 30分1本勝負
レフェリー|レッドシューズ海野
MATCH REPORT
柴田対中邑で試合がスタートし、中邑が脱力してロープブレイク。その後、ストンピングとローキックを放つが、いずれも柴田が回避。
さらに柴田は、首投げを繰り出すが、中邑がヘッドシザースに切り返す。これを柴田が抜け出してローキックを発射するが、今度は中邑がかわす。そこから柴田がコブラツイストを極めると、中邑がロープエスケープ。しかし柴田は、離れ際にチョップを見舞った。
後藤対石井の場面。後藤がショルダータックルで先制し、両者がエルボー合戦を展開。その後、石井がショルダータックルをお返しする。そこから再びエルボー合戦になり、後藤がもう1度ショルダータックルを見舞った。
シェリー対ロメロの場面。シェリーがローリングソバット、ドロップキック。ここでKUSHIDAが素早くタッチを行ない、シェリーとの連携攻撃でロメロを圧倒。さらに、コズロフにも連携攻撃を浴びせる。
続いてKUSHIDAとシェリーがロメロを捕まえ、クイックタッチを駆使して腕折り攻撃。この流れに後藤が乗ると、「柴田」コールを受けて柴田も続く。
苦しくなったロメロは、トップロープとセカンドロープのあいだで急停止。それをKUSHIDAが低空ドロップキックで場外に落とし、スライディングキックを発射。しかし、かわされてしまい、ロメロがエプロンからのジャンピングニーアタックで逆襲。
激しい場外戦を挟み、KUSHIDAが完全に孤立。中邑がバイブレーション式踏みつけ攻撃、ジャンピングニードロップなどで痛めつける。
その後、コズロフが得意のコサックダンスキックを敢行するも、締めの1発をKUSHIDAが回避し、延髄斬りで逆襲。さらに、ハンドスプリングエルボーでコズロフとロメロをまとめてダウンさせる。そして、足を掴んだ中邑に延髄斬りを見舞い、ようやく自軍コーナーへ帰還。
柴田対中邑となり、柴田がフロントハイキック、エルボースマッシュ連打、パンチ連射、串刺し低空ドロップキック、フロントネックチャンスリー、パロスペシャルと畳み掛ける。
劣性の中邑は、ハンマースルーを切り返し、フェイント式ニールキックで逆襲。そこからリバースパワースラムで叩きつけ、ボマイェを放つも、柴田がカウンタードロップキックで迎撃。
石井対後藤の場面。いきなり両者のラリアットが相打ちになり、激しいエルボー合戦が勃発。石井が連打で押し込むも、後藤が追走式ラリアットで報復。さらに、ミドルキック連射、串刺しニールキック、バックドロップへ繋ぐ。
その後、ラリアットが2連続で相打ちになり、3発目で石井が競り勝つ。さらに石井は追走式ラリアットをかわすが、後藤がローリングラリアットをヒットさせる。
次に後藤は昇天を予告するが、石井がブレーンバスターに切り返す。それを後藤が着地して顔面にヘッドバットをお見舞い。だが、石井がカウンターラリアットでなぎ倒した。
後藤対ロメロの場面。ロメロが連続串刺しラリアット、カウンタージャンピングニーアタック。さらに、昇天を回避すると、直後にコズロフが後藤へ延髄斬り。そこからロメロが逆さ押さえ込みで3カウントを狙う。
ここでロメロとコズロフが連続トレイン攻撃で後藤に追撃。さらに、コズロフが後藤をセカンドロープへ引っかけ、ロメロがスワンダイブミサイルキックをお見舞い。
その後、柴田がコズロフにキチンシンク、石井が柴田にラリアット、KUSHIDAが石井にミサイルキック。そして、KUSHIDAとシェリーが中邑へ連携攻撃を繰り出し、KUSHIDAが側転から低空ドロップキックを浴びせる。
ここで後藤がロメロを牛殺しで叩きつけ、最後は昇天・改でとどめを刺した。
試合後、中邑と柴田が至近距離で視殺戦を展開し、後藤と石井も激しく睨み合う。
その後、後藤が「大阪ーー!! 本隊の勢いはまだまだ終わらない! 以上」とマイクアピール。コーナーにのぼり、自信満々で勝ち誇った。
COMMENT
——今シリーズ、革命の手ごたえは?
後藤「まだまだ終わったと思わないでくださいよ。これからですから」
KUSHIDA「いよいよあさってだな。俺たちは国境、階級、差別、偏見、最後にみんなの期待値、全部超えていきます。あさっての大阪、一番の試合してやる」
シェリー「ニュージャパンは今はもう、俺のホームになっている。タッグトーナメントに優勝したのであろうと、ROHのチャンピオンが来ようと、他のどのタイトルよも、このIWGPは俺の誇りなんだ。そしてオーサカでの試合がトーキョードームにつながっているのもわかってる。レッドラゴン、オマエハモウ、シンデイル・・・」
※柴田はノーコメント
中邑「いよいよ大阪。俺に残された最後のカードだ。ラスト1枚。ここは落とせない。せっかく引いてやるんだから、ヤバいの持って来いよ。頼むぜ、柴田」
※石井、ロメロ、コズロフはノーコメント