1月4日東京ドームで行われるIWGPヘビー戦・棚橋vsオカダの前哨戦。また、11月8日大阪で行われる棚橋＆飯伏幸太vsオカダ＆YOSHI-HASHIの前哨戦でもある。
　
　棚橋対オカダで試合が始まり、オカダがショルダータックル。すると、棚橋がカウンターバックエルボーからフライングボディアタックを放つが、オカダにかわされてしまった。
　キャプテン対YOSHI-HASHIの場面。キャプテンと棚橋がダブルショルダータックルでYOSHI-HASHIを倒し、手をクロスしてダブルエルボードロップをお見舞い。ところが、次にキャプテンが放ったジャンピングショルダータックルは、YOSHI-HASHIが回避。
　これを合図に場外乱闘となり、YOSHI-HASHIがキャプテン、オカダが棚橋を痛めつける。大ダメージを負ったキャプテンがカウント19で辛うじてリングへ戻ると、オカダが低空ランニングフロントキック、YOSHI-HASHIが如意棒攻撃、オカダがトップロープ越えのセントーンアトミコなどで追い討ちをかける。
　しかしキャプテンは、ジャンピングショルダータックルでYOSHI-HASHIに逆襲。タッチを受けた棚橋が、オカダにフライングフォーアーム、YOSHI-HASHIにドラゴンスクリューを見舞う。
　棚橋の攻撃は続き、ダイビングサンセットフリップ、低空ドロップキック、テキサスクローバーホールドでYOSHI-HASHIに追撃。しかしYOSHI-HASHIは、ネックバスターで逆転。
　棚橋対オカダとなり、エルボー合戦からオカダがエルボースマッシュ連打。すると、棚橋がエルボー＆太陽ブロー＆エルボースマッシュの3連打で反撃。それでもオカダはフラップジャックで巻き返すが、棚橋が今度こそカウンターバックエルボー＆フライングボディアタック。
　キャプテン対オカダの場面。キャプテンが地獄突きで先制するも、オカダがカウンターフロントハイキック。さらに、オカダとYOSHI-HASHIがトレイン攻撃を敢行し、YOSHI-HASHIのシーソーホイップからオカダがDDT。
　ここでオカダはコーナー最上段へのぼるが、キャプテンが立ち上がり、デッドリードライブで逆襲。そして、ヒラボトム、ダイビングヘッドバットからフォールに行くも、カウントは2。
　続いてキャプテンはカリビアンデスグリップを繰り出すが、オカダが回避し、カウンタードロップキック。そして、レインメーカーを狙うも、棚橋がスリングブレイドでカット。
　すると、YOSHI-HASHIがカウンターラリアットで棚橋を吹き飛ばし、そのYOSHI-HASHIにキャプテンが地獄突き。しかしその直後、オカダがDDTでキャプテンを倒し、ヘッドスプリングで素早く立ち上がる。
　次にオカダは、ボディスラム、ダイビングエルボードロップへ繋ぎ、最後はレインメーカーで勝負を決めた。
　
　試合後、棚橋が赤コーナーで座り込むと、オカダがその眼前で仁王立ちになり、レインメーカーポーズで挑発した。

オカダ「新しい棚橋さんは、どこまで俺を楽しみに、いつまでワクワクさせるんですかね？ 新しい棚橋さんが出てこないんだったら、いつも言ってるように俺が出す。今日の棚橋さんは、チャンピオンのはずなのに、すごく小さく見えました。まぁ、あさって大阪で、また新しい棚橋さんが出てこないんだったら、僕が新しい棚橋さんを引き出す。もしくは、僕が新しい僕を見せます」
——今日はフライングボディアタックをかわすなど、新しい棚橋弘至を引き出そうとしているようには見えましたが・・・。
オカダ「まぁ、今シリーズ、何回もやってますから相手の動きもわかってきましたし。でも、久しぶりでしたから、どんどん攻めたいと思います」
※YOSHI-HASHIはノーコメント
 
棚橋「これまで俺は、オカダを評価することしか言ってこなかった。でもね、『くすんだ太陽』だとか『進化がねぇ』ってそこまで言われたら言うよ。オカダの目は何も見えてないんじゃねぇか？ 何でかって言うと、オカダが今いる位置、そこは俺が建てた城なんですよ。悔しかったら、新しい城を建ててみろって」
※キャプテンはノーコメント