Road to POWER STRUGGLE
- 日時
- 2014年11月1日(土) 17:30開場 18:30開始
- 会場
- 神奈川・相模原市立総合体育館
- 観衆
- 1,950人(超満員札止め)
-
第7試合 30分1本勝負
レフェリー|レッドシューズ海野
MATCH REPORT
1人ずつの入場となり、地元・相模原市出身の真壁には、ひと際大きな声援が飛んだ。
中邑対柴田で試合が始まり、中邑が柴田をコーナーへ押し込んで挑発。そして、ストンピングとローキックを放つも、いずれも柴田が回避。さらに、ローリングソバットからフライングメイヤーで投げ、中邑の頭を何度も蹴って挑発する。その後、両者はもつれて赤コーナーへ移動。
棚橋対オカダとなり、両者への大コールで場内が騒然となる。そこからオカダがヘッドロック、ショルダータックル。さらに、腕を取って棚橋を自軍コーナーへ連れ込むと、YOSHI-HASHIが登場。しかし、棚橋がカウンターバックエルボー&フライングボディアタックで巻き返す。
ここで真壁が登場し、大コールの中、YOSHI-HASHIへラリアット。その後、真壁は石井とエルボー合戦を繰り広げ、そこから右ラリアットを発射。これをかわされた直後に左ラリアットを浴びせ、石井をなぎ倒した。
後藤対石井になり、後藤が串刺しニールキック、バックドロップ。さらにエルボーを連打するが、石井が重い1発で吹き飛ばす。そして、ロープ際のラリアットで石井を場外に落とした。
ここから後藤が孤立してしまい、オカダが低空ランニングフロントキック、中邑がバイブレーション式踏みつけ攻撃、YOSHI-HASHIが低空ドロップキック。
その後、後藤が追走式ラリアットで石井に反撃。そして、コーナー最上段へのぼるも、中邑がハイキックで妨害。
さらに中邑は、コーナーで動けなくなった後藤のボディへジャンピングニーアタックを食らわせる。そして、石井が雪崩式ブレーンバスターで叩きつけてフォールに行くが、柴田がカット。
さらに柴田は、中邑と石井の合体攻撃を回避し、石井を突き飛ばして中邑へぶつける。そして、石井をジャーマンスープレックスホイップで投げ捨てるも、中邑がジャンピングカラテキックをお見舞い。しかし、後藤が中邑を牛殺しで叩きつけ、ようやく自軍コーナーへ生還。
棚橋対オカダとなり、棚橋がショルダースルー、エルボードロップ、サンセットフリップ。すると、オカダが次のスリングブレイドを回避し、ショートレンジフロントハイキック、リバースネックブリーカーで逆襲。
さらにオカダは、ボディスラムからコーナー最上段へのぼるが、棚橋が立ち上がる。それを見たオカダはリングへ飛び降り、ツームストンパイルドライバーを仕掛ける。しかし、棚橋が脱出し、エルボー合戦が勃発。オカダがエルボースマッシュ連打で押し込むも、棚橋がフロントハイキックを受け止め、ドラゴンスクリューでダウンさせた。
真壁対オカダの場面。真壁が串刺しラリアット2連発、頭部へのパンチ連射、ノーザンライトスープレックスホールド。さらに、オカダのドロップキックをかわすも、直後にオカダがラリアットを回避。そして、DDTで真壁をマットへ突き刺した。
真壁対YOSHI-HASHIの場面。串刺し攻撃をかわしたYOSHI-HASHIが、ラリアットからヘッドハンター。続いて、YOSHI-HASHI&オカダ&中邑が合体パワーボムで真壁を叩きつけ、間髪入れずに石井がスライディングラリアットで追い討ち。そして、YOSHI-HASHIがジャックナイフ式エビ固めで押さえ込むも、後藤がカット。
次にYOSHI-HASHIはカウンターラリアットをヒットさせるが、真壁が突き飛ばし、棚橋がカウンターでスリングブレイド。そこからオカダが棚橋にドロップキックを見舞うが、真壁がラリアットで蹴散らし、中邑にもラリアットを浴びせる。
そして真壁は、YOSHI-HASHIをボディスラムで投げ捨て、キングコングニードロップでとどめを刺した。
試合後、真壁が「オイ、相模原!! オイ、テメーら見ただろ? 最高か、オイ!! またスカッとしたけりゃよ、新日本を見に来い! それだけだ!!」とマイクアピールし、大歓声を浴びる。
これで終わりかと思いきや、真壁が「オーケー。まだオマケがあんだよ」とマイクアピールを続行。そして、棚橋を「チャンピオン」と呼び、マイクを投げ渡した。
これで今度は棚橋がマイクアピールを開始し、「新日本プロレスが! 相模原に! 帰って来たぜーー!!」と絶叫。さらに、「改めてありがとうございました!」とファンに挨拶すると、「真壁先輩の指名なので、気持ちよく行きます」と言うと、「じゃあ最後にーー!! 相模原の皆さーーん!! 愛してまーーす!!」の叫びで相模原大会を締めくくった。
COMMENT
真壁「後藤、テメェ、あんなヤツ(石井)のさばらせるんじゃねぇバカヤロー。ぶっ潰しちまえ、ぶっ潰しちまえ、ぶっ潰すせよ」
後藤「ぶっ潰します」
真壁「ベルト獲れよ、コノヤロー」
後藤「ありがとうございます。こうだよ、本隊みんなのバックアップを受けてる。こんな心強いバックアップはねぇなぁ。本隊の力、ますますみせてやるからよぉ」
真壁「オイ、今日はよぉ、この俺様の地元、相模原だ。何年振りかって? オイ、何年振りだってなんでもいいよ。お前ら見たろ、本物のプロレスを。バカヤロー、メインコース? オイ、メインコース入らなくたってよぉ、いつでも入ればインパクト十分だ。コンパクトにまとまってるテメェらはよぉ、この俺の大インパクトで潰してやる。ただそれだけだ。ただひとつ言っといてやる、石井に喧嘩売られてよぉ、そのまま野放しにしちゃいけねぇよ。後藤よぉ、テメェの男の見せ所だ。いいじゃねぇかよ、一致団結? オイ、テメェが謳ったんだ。それなりの覚悟みせてこい。いいじゃねぇか、満天下の客、ファンたちに見せつけてやれよ。それだけだ」
棚橋「よし、今日も本隊の勝利。今気になってるのは……後藤の革命かな。まだ革命の先は誰も見えてないかもしれない。けどね、俺たちが思ってる以上に、もしかしたら後藤ってのは知将なのかもしれない。言うなれば黒田官兵衛のような、新日本のマット上に知策を巡らし、そして天下も喰らってる。実はすげぇ後藤ってのは、奥深いのかもしれない。後藤の革命、見届けようぜ」
※柴田はノーコメント
中邑「カッチーンってな。マイルドって言われて焦ったんじゃねぇの? どうでもいいんだよそんなの。ヤバい試合やりたいんですけど〜」
オカダ「まだまだだな、棚橋さん。まだまだ、まだ昔の棚橋さんのままで止まってます。新しい棚橋さん、見えてません。しっかりドームまでに新しい棚橋さんをボクに見せてください」
※石井、YOSHI-HASHIはノーコメント