Road to POWER STRUGGLE
- 日時
- 2014年10月30日(木) 18:00開場 19:00開始
- 会場
- 栃木・ニューサンピア栃木
- 観衆
- 725人(超満員札止め)
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第7試合 30分1本勝負
レフェリー|レッドシューズ海野
MATCH REPORT
柴田対中邑で試合がスタート。中邑が脱力してロープブレイクし、手招きで挑発する。その後、中邑が柴田を突き飛ばし、ストンピングとローキックを放つ。これを柴田が回避し、ローキックを発射。だが、今度は中邑がかわした。
棚橋対オカダの場面。オカダがクリーンブレイクし、レインメーカーポーズを披露。そして、ヘッドロックからショルダータックルでなぎ倒す。すると棚橋は、カウンターバックエルボー&フライングボディアタックで逆襲し、エアギターのジェスチャーで対抗した。
KUSHIDA対ロメロの場面。KUSHIDAとシェリーが流れるような連携攻撃でロメロとコズロフを圧倒。そして、KUSHIDAがロメロを自軍コーナーに連れ込み、シェリーとクイックタッチを駆使して腕に集中攻撃。この流れに棚橋も加わり、そこから柴田も協力。さらにロメロを痛めつけた。
ところが、ロメロがKUSHIDAのスライディングキックを回避し、エプロンからジャンピングニーアタックをお見舞い。これでKUSHIDAの動きが止まり、オカダと中邑がダブルフロントハイキックで追撃。そして、今度はKUSHIDAが青コーナーに連れ込まれ、クイックタッチで腕に集中砲火を浴びる。
KUSHIDAのピンチは続き、オカダが低空ランニングフロントキック、コズロフが顔面攻撃、ストンピング連射、キャメルクラッチ。さらに、コズロフはコサックダンスキックを繰り出すが、とどめの一撃をKUSHIDAが回避し、延髄斬りをお見舞い。そして、ハンドスプリングエルボーで逆転に成功。
これで柴田対中邑となり、柴田がフロントハイキック、ミドルキック連射、エルボースマッシュ、エルボー連打、串刺し低空ドロップキック、ハーフハッチと猛攻。そこからエルボー合戦を挟み、中邑が膝蹴り、フェイント式ニールキックで逆襲。さらに、柴田をコーナー最上段へ固定し、ボディにジャンピングニーアタックを食らわせる。
続いて中邑は、リバースパワースラムで柴田を投げ、ボマイェを発射。だが、柴田がカウンタースリーパーホールドに切り返す。しかし、次のパロスペシャルが崩れ、中邑がジャンピングカラテキックで巻き返した。
これでオカダが登場するも、柴田がジャーマンスープレックスホイップで叩きつける。柴田からタッチを受けた棚橋は、エルボー&太陽ブロー連射、フライングフォーアーム、サンセットフリップでオカダに追撃。さらに、激しいエルボー合戦のあと、ドラゴンスクリューに繋ぐ。
しかし、オカダがリバースネックブリーカーで反撃し、ボディスラムからダイビングエルボードロップ。そして、レインメーカーポーズからレインメーカーを繰り出すも、棚橋がかわして低空ドロップキック。それでもオカダは、カウンタードロップキックで棚橋を吹き飛ばした。
棚橋対ロメロの場面。ロメロがヘッドシザースホイップで先制し、連続串刺しラリアット、カウンタージャンピングニーアタック。次のスライスブレッドは棚橋が回避し、張り手で反撃。しかし、コズロフのジャンピングスピンキックから、ロメロが逆さ押さえ込み。
ここでロメロとコズロフは、棚橋へ連続トレイン攻撃を敢行。さらに、コズロフが棚橋の両脚をセカンドロープへ引っかけ、ロメロがミサイルキックを浴びせる。その後、両軍の選手が次々とリングへ飛び込み、棚橋がオカダにドロップキック。続いてシェリーがオカダ、KUSHIDAがコズロフをプランチャで分断すると、棚橋がロメロにスリングブレイド。最後はハイフライフローをさく裂させ、快勝を収めた。
試合後、中邑と柴田が至近距離で激しい視殺戦を展開。一方、棚橋とオカダも激しく睨み合い、それぞれIWGPヘビーベルト、IWGP挑戦権利証入りのアタッシュケースをかざした。
オカダ組が退場すると、棚橋組の4人はそろって勝ち名乗り。そこから柴田が先に退場し、“3人のチャンピオン”が三方のコーナーにのぼってアピールした。
KUSHIDAとシェリーがリングを降りると、「棚橋」コールが起こり、棚橋がマイクアピールを開始。
棚橋「栃木に! 新日本プロレスが!! 帰って来たぜーーー!!(※大拍手) そして俺も7度目のIWGPチャンピオンになりました(※大拍手)。『ただいまー』って言うんで、『お帰りー』って言って下さい(※場内笑) ただいまーー!!(※『お帰りーー!!』の大合唱) ただいまーー!!(※『お帰りーー!!』の大合唱) た・だ・い・まーー!!(※『お・か・え・りーー!!』の大合唱) ありがとうございます。スゲーうれしいです! 今日も、スゲー楽しかったです。でもね、もっと新日本プロレス、盛り上げて行きますから。そのためにはどうするか? 俺が、もっと有名になって、スターになって、もっと新日本プロレスを有名にしますんで。これからも、ずっと見ていて下さい。今日はどうもありがとうございました!(※大拍手&大歓声)」
ここでさらに大きな「棚橋」コールが起こり、棚橋がギターをエアで取り出す。そして、「栃木ーー!!」と3回絶叫すると、1回目のエアギターを披露。アンコールに応えた2回目の演奏では、ジャンプしながらギターをかき鳴らした。続いて「もう1回」コールが起こり、棚橋は3回目のエアギターを敢行。だが、その出来に納得が行かなかったのか、プレミアで4回目の演奏を行なった。
これで今度は「棚橋・最高!」コールが起こり、棚橋は「ありがとう、ありがとう。ン〜、楽しかったね。また帰って来ます! 最後までありがとうございました!」と、ファンに挨拶。そして最後は、「栃木の皆さーーーん!! 愛してまーーーす!!」の叫びで、鹿沼大会を締めくくった。