メイン(第8試合)ではBブロック公式戦として、KUSHIDA(3勝3敗)とボラドール・ジュニア(3勝3敗)が激突。両者は昨年7月にCMLLで対戦し、そのときはボラドールが勝利を収めている。
開始のゴング、場内は両者へのコールが交錯する。リストの取り合いからグラウンドに流れると、KUSHIDAはすばやい動きで場内をわかせる。しかし、ボラドールも鮮やかなアームホイップ。
続いて両者は細かい技の切り返しを披露し、場内は大きな拍手に包まれる。そこから、もう一度互いに技の切り返しを見せると、KUSHIDAは自ら場外に降りてひと呼吸置く。
KUSHIDAがリングリン。続くロープを使った攻防では、ボラドールがリープフロッグ、KUSHIDAが側転と華麗な動きを見せる。そこからKUSHIDAはティヘラで場外にボラドールを落とすと、空中技を繰り出そうとするも、飛ぶ直前でボラドールがキックで迎撃。そして、ボラドールがマスクを脱ぐと、場内からは歓声が巻き起こる。
続いてロープワークで加速したボラドールは、ハンドスプリングからバク転。そして、ティヘラでKUSHIDAを場外に落とし、ノータッチ式トペ・コンヒーロ。
ボラドールはリングにKUSHIDAを戻す。しかし、KUSHIDAはそのままエプロンサイドへ。そして、スキをついてボラドールにアームブリーカー。さらにスワンダイブのミサイルキックでボラドールを場外に落とし、お返しのトペ・コンヒーロを炸裂。
ボラドールがリングに戻る寸前、KUSHIDAは低空ドロップキック。そして、ムーンサルトプレスを放つがこれはカウント2。続いてバズソーキックを狙うが、かわしたボラドールはトラースキック。さらにバックラッカーで応戦。
ボラドールはトラースキックを見舞うと、KUSHIDAはオーバーヘッドキック。ならばとボラドールは延髄斬り。続いてボラドールはスワンダイブ攻撃を狙うが、KUSHIDAは腕ひしぎ逆十字で捕獲。ボラドールは必死にロープエスケープ。
ここでKUSHIDAはうまくボラドールをエプロンに立たせ、ダッシュで飛びかかるも、ボラドールはセカンドロープに飛び乗ってかわす。そして、場外に落ちたKUSHIDAにラ・ケブラーダを敢行。
KUSHIDAはカウント19でリングに生還。ボラドールはロープに走るが、KUSHIDAはハンドスプリング式のキック。これでボラドールが場外に落ちると、KUSHIDAはトップコーナーへ。だが、ボラドールはキックで動きを止める。しかし、KUSHIDAはトップコーナーから雪崩式フレンケンシュタイナーをお見舞い。
KUSHIDAはもう一度コーナーに上るが、ボラドールはキックで動きを止め、お返しの雪崩式フランケンシュタイナー。だが、KUSHIDAはカウント2でキックアウト。ここから両者はエルボー合戦。続いてKUSHIDAは左ミドルでダウンを奪うと、エルボーを連発。だが、かわしたボラドールはうしろに回ってリバースフランケンシュタイナー。続くボラドールの空中技を、KUSHIDAは腕ひしぎ逆十字で捕獲。すると、切り抜けたボラドールがラ・マヒストラル。さらに飛びつき前方回転エビ固めとたたみ掛けていく。
しかし、KUSHIDAもラ・ミスティカを見舞うと、ホバーボードロックへ。そこから手を離さずにバックトゥザフューチャーに繋いで3カウントを奪取。