タグチジャパンvsLOS INGOBERNABLES de JAPONの8人タッグマッチ。KUSHIDA、田口、BUSHIは『SUPER Jr.』Bブロックにエントリーしており、KUSHIDAとBUSHIが翌日(5月22日)の後楽園、田口とBUSHIが5月25日(木)小松、KUSHIDAと田口が5月29日(月)後楽園で対戦する。なお、IWGP IC王者の内藤は、6月11日(日)大阪城で行われる5度目の防衛戦で、棚橋弘至を迎え撃つ。
“大トリ”で登場した内藤は、ICベルトを“ドリブル”しながら入場。そして、そのベルトを場外からリングへ投げ入れると、田口がスライディングして飛びついた。
そんな中、タグチジャパンが円陣を組み、「絶対勝つぞー!」&「オオーー!!」の掛け声をかける。そして、KUSHIDA対BUSHIで試合開始のゴングが鳴り、BUSHIが求めた握手にKUSHIDAが応じる。
その後、両者はグラウンドの攻防を繰り広げ、同時に放ったドロップキックが交錯。その直後、BUSHIがリングへ寝転んで頬杖をつくと、KUSHIDAは腕時計ポーズで張り合った。
田口対内藤の場面。田口が尻を突き出して低い姿勢で構えると、SANADAが乱入して尻に低空ドロップキックを食らわせる。そして、L・I・Jが4人がかりでストンピング連射をお見舞い。
それでも田口は、ジャンピングヒップアタックで内藤に逆襲。すかさずチームメイトに集合をかけ、内藤に連続トレイン攻撃を敢行する。そして、内藤の反撃を予測してKUSHIDAにストップをかけると、ニュートラルコーナー2段目にのぼって尻を突き出す。
ここで小島&ジュースが内藤をスローイングし、田口の尻へ激突させる。そして、続いてEVILを標的にするが、切り返されてジュースが田口の尻に衝突してしまう。
それでも田口は気づかずに喜んでいるが、背後にはL・I・Jの4人が勢ぞろい。ようやく事態を把握した田口は手で「T」の字を作ってタイムをかけるが、L・I・Jが無視して一斉攻撃。
これで田口が長時間のローンバトルに追い込まれ、BUSHIの前方回転エビ固めから内藤が低空ドロップキック。さらにEVILがセントーンで追撃し、小島のカットをかわして田口と同士討ちさせる。そして、再びセントーンを繰り出し、2人をまとめてプレス。
田口の劣勢は続き、SANADAがパラダイスロックから尻へ低空ドロップキック。さらに、ジャンピングヒップアタックをアトミックドロップへ切り返す。だが、田口はカウンタージャンピングヒップアタックでSANADAをなぎ倒し、ようやく赤コーナーへ帰還。
タッチを受けたジュースは、SANADAにバックスピンキック、内藤に変型バックブリーカー→河津落としの連続攻撃、EVIL&BUSHIにフライングボディアタック、SANADA&内藤に串刺しラリアット&キャノンボールと猛攻。
そこから小島対SANADAとなり、小島が逆水平チョップ乱射、串刺しジャンピングエルボー、「いっちゃうぞバカヤロー!」からのダイビングエルボードロップ。さらに、エルボー連打からローリングエルボーを放つも、SANADAが回避して顔面をかきむしり、エルボー連打をお返し。そして、自分もローリングエルボーを狙うが、今度は小島が顔面をかきむしる。
するとSANADAは、レッドシューズ海野レフェリーを掴んでブラインドを作り、後ろ足で小島の急所を蹴る。しかし、小島がマンハッタンドロップで報復し、ドラゴンスクリューからエアギターを披露。だが、SANADAは自らエプロンへ飛び出し、スワンダイブミサイルキックで巻き返した。
KUSHIDA対BUSHIの場面。BUSHIがトップロープを支点にしたバク転キックからミサイルキックをお見舞い。しかし、KUSHIDAがリープフロッグ&ドロップダウンでフェイントをかけ、アームホイップから側転を挟んで低空ドロップキックを浴びせる。
さらにKUSHIDAは、飛びつきDDTでBUSHIに追撃し、スモールパッケージドライバーの体勢に入る。これを内藤が妨害してトレイン攻撃を仕掛けるが、KUSHIDAが脱出し、内藤をヘッドシザースホイップで投げる。
するとBUSHIは前方回転エビ固めを狙うが、KUSHIDAが回転をこらえ、ホバーボードロックで捕獲。だが、ロープへ逃れたBUSHIが次のバズソーキックを回避し、コードブレイカーで逆転した。
KUSHIDA対EVILとなり、EVILの串刺しラリアットから内藤&SANADA&BUSHIが同時に低空ドロップキックをお見舞い。そして、EVILがEVILを狙うも、ジュースがカットに入ってトラースキック。
ここから混戦となり、SANADAがジュースにドロップキック、小島がSANADAにDDT、BUSHIが小島に延髄斬り。続いて田口がジャンピングヒップアタックを繰り出すも、BUSHIにかわされて自爆となる。
その直後、KUSHIDAがハンドスプリングエルボーでEVILとBUSHIをまとめてなぎ倒し、ランニングパントキックでEVILに追撃。だが、次のホバーボードロックをEVILが回避し、内藤がKUSHIDAを踏み台にしてエプロンへ飛び出す。そして、トップロープ越しの串刺し低空ドロップキックを食らわせる。
間髪入れずにEVILがトラースキックでKUSHIDAに追い討ちをかけ、内藤のマンハッタンドロップから強烈なラリアットを見舞う。そして最後はEVILでKUSHIDAを葬った。