DESTRUCTION in OKAYAMA

日時: 2014年9月23日(火) 15:30開場　17:00開始
会場: 岡山・コンベックス岡山
観衆: 3,600人（超満員札止め）

第6試合 30分1本勝負
スペシャルタッグマッチ

石井智宏
タマ・トンガ

中邑真輔
バッドラック・ファレ

境界線

MATCH REPORT

　9月21日神戸でIWGP IC王座を奪還した中邑が、前王者のファレとタッグ対決。
　
　石井対ファレで試合がスタート。ファレが石井の攻撃をことごとく受け止め、ショルダータックル1発でなぎ倒す。それでも石井がファレをコーナーへ追い込み、中邑が串刺しジャンピングニーアタックをお見舞い。そして、石井が串刺しラリアットで続く。
　次に石井はラリアットでファレに追撃し、ブレーンバスターを仕掛ける。だが、持ち上げることができず、中邑が加勢して合体ブレーンバスターを狙う。ところが、今度はトンガがファレに手を貸し、石井と中邑を投げ飛ばした。
　これで石井は動きが止まってしまい、苦しい展開になる。だが、ファレのジャンピングボディプレスをかわして流れを変えると、アゴにヘッドバットをお見舞い。そして、今度こそブレーンバスターでファレの巨体を投げ捨てた。
　中邑対ファレの場面。中邑がファレをコーナーへ追いやり、膝蹴り連射、バイブレーション式踏みつけ攻撃。さらに、ファレをコーナー最上段へ固定し、ボディにランニングニーアタックを食らわせる。
　しかし、ファレが串刺しボディアタックで逆襲し、ジャンピングボディプレス、バックフリップで追撃。そして、フェイント式ニールキックからリバースパワースラムを仕掛けるも、ファレが抵抗。
　すると中邑は、ブレーンバスタースラムでファレを投げ、グラウンドで膝蹴り。しかしファレは、カウンターサイドバスターで逆襲した。
　中邑対トンガの場面。トンガがボディブロー連射、ジャンピングヘッドバット、スピアー、マウントパンチ連射、逆エビ固めと猛攻撃。さらに、トンガの串刺しジャンピングボディアタックからファレが串刺しボディアタックで繋ぎ、トンガが変型ヘラクレスカッターで追い討ち。
　しかし、中邑がトンガを持ち上げ、石井と合体ブレーンバスターを敢行。そして、ライディングボマイェからフォールするも、ファレがカット。
　すると、中邑がファレにジャンピングカラテキックを見舞い、石井がロープ際のラリアットで場外に落とす。その後、中邑がリバースパワースラムでトンガを叩きつけ、最後はボマイェで完勝した。
　
　試合後、中邑は「イヤァオ!!!!」の雄叫びをファンと大合唱した。

COMMENT

中邑「ハァハァ、白いベルトしっくりきてるのか、きてねぇのか、そんなことはどうでもいいぜ。言ったよねぇ、なにをするか、なにができるか。どうしよっかなぁ? 取り急ぎ何人かいるよね? 落とし前つけなきゃいけない相手がオイ。誰にしようかなだ、アイツは今年何度もやった、アイツには痛手食らわしてる、アイツは同じチームだしなぁ。アレっ、消去法でいうと、一人しかいねぇかな、どうかなぁ」
※石井はノーコメント

※インタビュースペースにやって来るなり、トンガがイスを投げ飛ばす。
ファレ「お前は今日、ラッキーだっただけだ。コーベでもラッキーだったが、今日もな。もう２度とこんなことはない。もう２度とな。ベルトは俺が取り戻す。誰でもない、俺が。それを俺自身で証明する」
トンガ「誰か俺たちを完全にやっつけてみろ。それができるヤツがいるなら来ればいい。俺を殺してみろ」