DESTRUCTION in KOBE

日時: 2014年9月21日(日) 15:00開場　16:00開始
会場: 兵庫・神戸ワールド記念ホール
観衆: 8,000人（超満員）

第4試合 30分1本勝負
スペシャルタッグマッチ

桜庭和志
飯塚高史

境界線

レフェリー｜タイガー服部

MATCH REPORT

　因縁の矢野＆桜庭と鈴木＆飯塚が、6月21日大阪以来のタッグマッチで激突。飯塚は2階席最後方から登場し、観客を驚かせる。
　
　グラウンドの攻防から、鈴木が張り手を見舞うと、桜庭が組みついて赤コーナーへ引き込む。これで矢野の出番になるが、桜庭が鈴木に張り手を返し、張り手合戦が勃発。しかし、矢野が割って入り、不敵な笑みで鈴木を挑発。
　矢野対飯塚になり、飯塚がチョーク攻撃、マンハッタンドロップ。ここから場外戦となり、飯塚が矢野、鈴木が桜庭を徹底的に痛めつける。
　矢野がなんとかリングへ戻ると、飯塚がマイクコードで首を絞め上げる。しかし矢野は、替わった鈴木の髪の毛を掴んで引き倒す。これで桜庭が登場し、フロントネックロックで鈴木の首を絞める。だが、鈴木が変型パワーボムで叩きつけ、背中にローキックを見舞う。
　次に鈴木はチキンウィングアームロックを極めるが、桜庭がロープへ足を伸ばす。すると、鈴木がスリーパーホールドに行くが、桜庭が腕を取ってグラウンドへ持ち込み、サクラバロック。だが、鈴木はロープエスケープ。
　矢野対飯塚となり、飯塚がタッチロープで矢野の首を絞める。一方、鈴木は場外で桜庭を捕まえ、鉄柵越しにチキンウィングアームロック。
　その後、タイガー服部レフェリーが飯塚からタッチロープを奪う。しかし、飯塚は新たなロープを取り出し、なおも矢野へチョーク攻撃。そして、止めに入った服部レフェリーを突き飛ばす。
　それでも矢野は飯塚のヒゲを掴んで逆襲。それを服部レフェリーが強引に振りほどいたため、さらに激痛が走った飯塚が大激怒。この隙に矢野がニュートラルコーナーのクッションを外し、飯塚を殴打。
　さらに矢野は、金具がむき出しになったコーナーめがけて飯塚をスローイング。しかし、切り返されて自分が金具へ激突してしまう。それでも矢野は、マンハッタンドロップで飯塚に逆襲。そこからロープへ走るも、控えの鈴木が背中を蹴って妨害し、トップロープ越しの腕ひしぎ逆十字固め。
　これで矢野の動きが鈍ると、飯塚が背後からイス攻撃。そして、アイアン・フィンガー・フロム・ヘル装備して地獄突きを放つ。しかし、矢野がかわして急所攻撃で逆襲し、赤霧で3カウントを奪った。
　
　試合後、桜庭と鈴木が場外で番外戦を展開。桜庭が鈴木の膝に大ダメージを与える。
　一方、矢野はリング上でYTRアピールを行ない、特設花道上でもう1度アピール。
　そこから桜庭が退場すると、激怒した鈴木が追いかける。ところが、足がもつれて転倒してしまい、そのまま足を引きずりながら退場した。

COMMENT

矢野「バカじゃねぇか！　お前ら一生、俺には勝てねぇよ。わかるか、なんでか？　敏腕プロデューサーだからだ。11月21日、邪道＆外道25周年（DVD発売）だ。お前ら、しっかり買えよ。1000枚だ、1000枚。いや2000枚だ、バカヤロー！」
桜庭「強い弱いって言ってるのに、俺には場外ばっかり。もうちょっとリングの上でやりたいなって思いますけど。僕も最後、場外でやっちゃいました（苦笑）。(西武ドームの借りを返せて）まぁ、少しは気分が…。でも、リングの中でやりたいっていうのはありますよね。結局、僕もやっちゃいますけど。岡山？　頑張ります」

※鈴木は足を引きずりながら不敵な笑みを浮かべて控室に戻った。
※飯塚はノーコメント