メインイベント終了後、福岡市の高島宗一郎市長が、オカダにIWGPヘビーベルトを手渡す。そして、今大会のメインスポンサーである「とんかつ濵かつ」より、勝利者賞の目録が贈呈された。
ここでファレとBULLET CLUBメンバーが退場して行くと、オカダがマイクアピールを敢行。
オカダ「オイ! オイ! 待てよ…。お前だよ、ケニー!!(※大歓声) 日本中の…いや、世界中の人たちがオカダvsケニー、また見たいらしいぞ(※大歓声&大拍手)。このベルトに! 興味あるのか? ないのか? ないんだったら、帰ってくれ(※場内ざわめき)」
これでケニーがリングに近づくと、博多のファンが「ケニー」コールを送る。ここでケニーがリングへ入り、至近距離でオカダと睨み合う。そして、ケニーは余裕の笑みを浮かべ、自らファンの「ケニー」コールを煽る。それを満足そうに聞いたケニーは、オカダをピストルサインで挑発し、リングを降りる。そして、自分がリングに落としたタオルを敢えてオカダに拾わせ、退場して行った。
すると今度は外道がマイクアピールを敢行し、激闘の末にIWGPヘビー級王座を守り抜いたオカダを称賛。
外道「規格外の覚醒した怪物でも、レインメーカーを止めることはでぇきねぇ!(※大拍手) それがよ、たとえ(1・4)東京ドームでレインメーカーを、あと一歩まで追い詰めた男(ケニー)でもな!(※大拍手) もう! 2度と! 誰1人! レインメーカーを止めることはできねぇ。なんでかわかるか、オイ!?(※場内騒然) ……レェ~~ベルが違うんだよ、コノヤロー!(※大歓声) 『レスリングどんたく2017』の最後はよ、もちろんこの男の言葉で締めてもらおう。完全無欠のIWGPヘビー級チャンピオン“レインメーカー”オカダ・カズチカだ」
これで場内が大歓声と大『オカダ』コールに包まれ、オカダが再びマイクアピールを開始。
オカダ「みっつ言わして下さい(※大拍手)。ひとつ! ファレ、ヤバかったね(※場内笑)。まあ、“ヤバいファレ”ということは、今日は“ヤバいオカダ”が出て来たということです(※大歓声)。ファレ! お前、デカすぎんだよ。当分はもうお前とは闘わねぇからな、コノヤロー(※場内笑&大拍手)。ふたーつ! 次は…(6・11)大阪城ホールですか?(※場内ざわめき) まあ、まだ(次のIWGP戦の)会場は決定とは決めてないですけども、次は、ケニー! 俺の中ではケニー・オメガ! 必ず防衛して、またここに戻って来ます(※大拍手)。みっつ! ………特にありません(※大歓声)。と、言いたいところだけど、今日は言わして下さい。IWGPの闘いはキツいです。みんなが、全レスラーが、このベルトを目指すからこそ、闘いも激しくなります(※大拍手)。激しくなるからこそ、みんなが、全力で闘うからこそ、ケガをする人も出ます。でも! プロレスラーは超人です!(※大拍手) どんな技を食らっても立ち上がります! 最後まで諦めないのが! プロレスラーです(※大拍手)。これからも! 全力で闘って! 皆さんに! 素晴らしい闘いを見せてくからな!! また!! このプロレス界に!! カネの雨が降るぞ!!!!(※大歓声)」
ここで尾崎仁彦リングアナウンサーがオカダをコールし、キャノンで放たれた金色のテープが一斉にリングへ降り注ぐ。そしてオカダは、四方のコーナーにのぼってファンの大歓声に応えた。