Road to DESTRUCTION

日時: 2014年9月9日(火) 17:30開場　18:30開始
会場: 富山・富山産業展示館・テクノホール
観衆: 1,200人

第4試合 30分1本勝負

アレックス・コズロフ
飯塚高史

境界線

レフェリー｜マーティー浅見

MATCH REPORT

　9月21日神戸で行われる矢野＆桜庭和志vs鈴木＆飯塚の前哨戦。
　
　鈴木軍が奇襲を仕掛けるも、矢野が頭脳プレーで飯塚を手玉に取る。そこから鈴木対コズロフとなり、コズロフがドロップキック、エルボー乱打。さらに、ロシア帽をかぶってコサックダンスキックを敢行する。
　ところが、鈴木がトップロープ越しの腕ひしぎ逆十字固めで巻き返し、場外に落ちたコズロフへエプロンからランニングローキックをお見舞い。たちまち両軍入り乱れての激しい場外乱闘が巻き起こり、タイチとデスペラードも試合介入。
　これで鈴木軍がコズロフを捕まえ、飯塚がマイクコードを悪用してチョーク攻撃で痛めつける。しかしコズロフは、延髄斬りで飯塚に逆襲。ようやく矢野とタッチする。
　その矢野がニュートラルコーナーのクッションに手をかけると、飯塚が背後から忍び寄り、タッチロープでチョーク攻撃。その後、矢野が飯塚をコーナーの金具へぶつけるも、飯塚がすぐにお返し。すると、矢野がもう1度飯塚を金具にぶつけ、YTRアピールを開始。だが、飯塚が背後から妨害。
　その後、矢野が飯塚のヒゲを掴むと、飯塚は顔面攻撃で逆襲。さらに、両者はマンハッタンドロップをお互いに見舞い合う。これで矢野対鈴木となり、矢野が後ろ髪を掴んで鈴木を引き倒す。そして、今度こそYTRアピールを完遂した。
　コズロフ対鈴木の場面。コズロフが低空ドロップキックを膝と顔面に見舞い、乱入したデスペラードをスタナーで蹴散らす。そして、エプロンに上がったタイチをエルボーで叩き落とすと、鈴木には串刺しジャンピングエルボー、ブルドッキングヘッドロック、低空フロントキックで追い討ちをかける。
　その後、コズロフがロシアンストライクを放つも、鈴木がかわす。するとコズロフは、下からの回転エビ固めで揺さぶりをかけ、遠心力を利用した強烈なスピンキックをお見舞い。
　しかし、鈴木が背後に回り込んでスリーパーホールドで捕獲し、アイアン・フィンガー・フロム・ヘルを装備した飯塚が地獄突き。さらに、飯塚が矢野にも地獄突きを食らわせると、鈴木がゴッチ式パイルドライバーでコズロフにとどめを刺した。
　
　試合後、鈴木たちはよってたかってコズロフを暴行。意気揚々と引きあげた。