バディファイトPresents G1 CLIMAX 24

日時: 2014年8月8日(金) 17:30開場　18:30開始
会場: 神奈川・横浜文化体育館
観衆: 5,500人（超満員札止め）

第4試合 30分1本勝負
「G1 CLIMAX 24」Bブロック公式戦

内藤哲也
“ザ・マシンガン”カール・アンダーソン

境界線

レフェリー｜タイガー服部

MATCH REPORT

　2年連続優勝を目論んだものの、予選敗退が確定した内藤が登場。『G1』公式戦最終試合で、現IWGPタッグ王者のアンダーソンと対決。
　
　アンダーソンがゴングを待たずに奇襲を仕掛け、内藤を場外へ追いやる。そして、エプロンへのぼった内藤に膝蹴りを叩き込み、頭を鉄柱へ叩きつける。
　これでアンダーソンのペースとなり、カウンターゼロ戦キック、ボディスラムなどで攻め込む。しかし内藤は、セントーンをかわして流れを変え、アームホイップ、低空ドロップキック、ランニングサンセットフリップ、ミサイルキックと畳み掛ける。
　続いて内藤はトップロープ越しの串刺し低空ドロップキックを狙うが、アンダーソンが受け止め、スピニングガンスタンで叩きつける。
　それでも内藤は、バーナードライバーから回避し、ジャンピングエルボーアタックを狙う。これをアンダーソンがかわしてランニングパワーボムを仕掛けるが、内藤がウラカン・ラナに切り返す。
　そして内藤は、今度こそトップロープ越しの串刺し低空ドロップキックを見舞い、雪崩式フランケンシュタイナー、ジャーマンスープレックスホールドで追撃。そして、スターダストプレスを繰り出すものの、アンダーソンが回避して自爆させる。
　ここからエルボー合戦を挟み、アンダーソンがジャンピングフロントハイキック、バーナードライバー。さらに、ガンスタンを狙うものの、内藤が前方回転エビ固めに切り返す。
　次に内藤は、延髄斬りで追い打ちをかけ、ジャンピングエルボーアタックを発射。ところが、アンダーソンがカウンターガンスタンで迎撃し、一気に3カウントを奪った。

COMMENT

アンダーソン「イヤー、ヨコハマ、ナイトウ、ナイトウストロング、ナイトウズイグッド、ナイトウスゴイセンシュ、ナイトウスゴイ。でもその内藤に勝ったアンダーソンが一番だ。たしかに今年の『G1』では王者になることが出来なかった。たぶん俺の予想ではAJスタイルズが優勝するのはないか。『G1』はそういう結果になるが、東京ドームでは俺が主役になってやる。BULLET CLUBの皆が主役の座を奪ってやる。新日本の後藤、内藤、オカダ、裕二郎、そういう強い選手が揃っている。しかしそういう選手より自分が勝っている。バレットクラブイチバン」

内藤「昨年度の優勝者として挑んだ『G1 CLIMAX』。リーグ戦これで全部終わっちゃった? 10試合終わっちゃった? だからなんだよ。1試合あんだろ? 西武ドームがあんだろ? いいか、俺の『G1』はまだ終わらない。もう1試合、優勝決定戦じゃない? だからなんだよ。関係ねぇんだ。いいか、負け惜しみかもしれない。それでもいいや、もう1試合あんなら。キッチリ俺の存在見せるけてやるから。いいか、今年の夏も主役は俺だ」