バディファイトPresents G1 CLIMAX 24

日時: 2014年8月4日(月) 17:30開場　18:30開始
会場: 愛知・愛知県体育館
観衆: 7,000人（超満員）

第9試合 30分1本勝負
「G1 CLIMAX 24」Aブロック公式戦

棚橋弘至
シェルトン・X・ベンジャミン

境界線

レフェリー｜レッドシューズ海野

MATCH REPORT

5勝2敗の棚橋と、4勝4敗のベンジャミンが激突!!

序盤ロープ際、ベンジャミンがエルボーを狙うが、棚橋はこれをかわし、逆にエルボー、太陽ブローを浴びせると、セカンドロープからダイビングボディアタックを決める。これにはたまらずベンジャミンも場外へエスケープ。そこへ棚橋は場外のベンジャミンへ向かってプランチャ。
しかしベンジャミンは飛んできた棚橋の首もとへエルボーを見舞い迎撃。さらにベンジャミンは棚橋を担ぎ上げると、そのまま鉄柵に投げ落とす。これには棚橋も腹部をおさえ悶絶。
戦場がリングに戻っても、ベンジャミンは棚橋の肋骨を痛めつける。続けてベンジャミンはコブラツイストで締め上げると、棚橋の肋骨を弦にみたててエアーギターを敢行し棚橋を挑発。さらにベンジャミンはベアハッグで棚橋の肋骨を締め上げる。そしてベンジャミンは棚橋をコーナーに振り、ボディアタックを狙う。
しかし棚橋はこれをかわすと、逆にベンジャミンへ串刺しボディアタックを決める。さらにフライングフォーアームを見舞い、ボディスラムでベンジャミンをリングに寝かせると、そこへセカンドロープからのサンセットフリップを敢行。
中盤、両者エルボー合戦から棚橋がロープへ走るが、ベンジャミンがこれをかわし、棚橋は場外に落下と思われたが、棚橋はトップロープを掴み逆上がりで戻る。そこへベンジャミンが走り込むが、今度は棚橋がこれをかわすと、ベンジャミンが場外へ落下。
かと思われたが、ベンジャミンも棚橋同様に逆上がりでリングに戻ると、棚橋へドラゴンウィップを見舞い、さらにアンクルホールドを極める。
なんとはロープへ逃れた棚橋は低空ドロップキックを放ちスリングブレイドを狙う。
しかしベンジャミンはこれをかわすとジャーマンで棚橋を投げ飛ばし、さらにペイ・ダートを狙う。
だが棚橋はこれをかわし、ベンジャミンのバックをとると、だるま式ジャーマンスープレックスを決める。さらに棚橋はベンジャミンの顔面を張っていくが、ベンジャミンはカウンターのトラースキックで棚橋の顔面を打ち抜く。そしてベンジャミンは棚橋をコーナートップに座らせるが、棚橋はエルボーの連打で、ベンジャミンをリングに落とすと、リングに倒れるベンジャミンへハイフライフローを放つ。
しかしこれはベンジャミンが間一髪でかわすと、続けてアンクルホールドを極める。
だが棚橋は足を極められながらもベンジャミンを丸め込むがカウント2。
それでも棚橋はベンジャミンにスリングブレイドを決め、さらに起き上がるベンジャミンへハイフライフローを放つ。そして最後は再度ハイフライフローを炸裂させ3カウントを奪った。

COMMENT

棚橋「もう1敗も許されないから。このままトップでゴールを切る。それしかないよ！」

——前の(第6)試合で中邑選手が勝ったので、お互い勝ち点12です。より負けられない戦いになりましたが

棚橋「直接対決で勝ってるから。流石にオレでもそれぐらい分かるから。負けらんねぇ。勝ってるのに、勝ち点が先行してんのに、追いつめられている感じ…キライじゃないけどね」

——先ほど、相手にギターにされてしまうという屈辱はありますか？

棚橋「全部、全部そういうお返しは、どっかのドームの会場でお返しします。よし…今日も勝った。良いイメージ！良いイメージ！明日も勝てる！」

※と立ち去るが、再び戻ってくる

棚橋「あ、ちなみに。(昨日の)“ジャパニーズレッグロッククラッチ”は、(カール・)ゴッチさんの誕生日(だから使った)ってワケじゃなくて…全然知らなくて。あとで(誕生日と知って)えぇ！と思って。いやオレ、前の日に寝ながら、こう天井を見てたら『ジャパニーズレッグロック』してるオレが浮かんで…降りてきたんだね。インスピレーションが…」

ベンジャミン「みんなみんな、毎日俺のところに来て… 何が聞きたいんだ。今日も負けた。何を話せっていうんだ？　お前らの顔なんて見たくない！　もう、俺のところに呼びに来るな！」