バディファイトPresents G1 CLIMAX 24
- 日時
- 2014年7月31日(木) 17:30開場 18:30開始
- 会場
- 静岡・アクトシティ浜松
- 観衆
- 3,100人(超満員札止め)
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第8試合 30分1本勝負
「G1 CLIMAX 24」Bブロック公式戦レフェリー|レッドシューズ海野
MATCH REPORT
腕の取り合いから始まったこの試合だが、天山にレッグロックを決められたAJはイライラしながら場外へ。リングに戻ると、ヘッドロックから天山をロープに振り、なんと掟破りの逆モンゴリアンチョップ! しかし、天山は倒れない。AJにモンゴリアンチョップを何発食らっても倒れない。そして、お返しに本家・モンゴリアンチョップを炸裂させ、たった一撃でダウンさせた。
その後もAJが立ち上がるたびにモンゴリアンチョップを叩き込む天山。これで一気に優位に立った天山は、ショルダースルーでAJを投げ飛ばす。しかし、AJは場外に逃亡すると、追いかけてきた天山をあざ笑うように、鉄柵をジャンプでひとっ飛び。そして、鉄柵越しにトラースキックを炸裂させた。
これで流れを変えたAJはリングに戻ると、ニードロップを天山に投下。続けて天山の背中をサッカーボールキックで蹴り飛ばしていく。しかし、天山もマウンテンボムですぐに逆襲。ならばとAJは天山をコーナーに押し込んでショルダータックルを連発。天山の土手っ腹にダメージを与えていく。さらに逆水平チョップから、バックブリーカーで天山の腰にダメージを与えたAJ。スリーパーで天山を捕らえ、スタミナをジワジワと奪いにかかる。さらにAJはドロップキックからチンロックで固めて、じっくりと天山を攻め立てていった。
しかし、天山も逆水平チョップで反撃。ならばとAJは延髄斬りを叩き込み、スタイルズクラッシュの体勢に入ろうとする。しかし、天山はロープ際でショルダースルーを繰り出して阻止。AJを場外に落として、この技から脱出してみせた。そして、リングに戻ってきたAJに串刺し式ラリアットを連発すると、カーフブランディング。さらにブレーンバスターで畳み掛けていった。
劣勢に追い込まれていたAJはクロスチョップから、キック、ラリアットのリズム感のあるコンビネーションを披露。このコンビネーションで天山のダウンさせると、ライオンサルトを放ったAJ。そして、天山をコーナーに押し込むと、串刺し式のボディアタックを発射した。
しかし、天山はこれをクロスチョップで迎撃。ランニングヘッドバットを投下してから、アナコンダバイスに捕らえた。これを外されると、フライングニールキックを炸裂させた天山。ダウンしたAJを見た天山は、トップロープからダイビングヘッドバットを投下だ。そして、再びアナコンダバイスでAJをガッチリと捕獲。AJが起き上がってきても、アナコンダバスターで叩きつけ、そのままアナコンダバイスで締め上げる。
結局、逃げられてしまった天山だが、トドメとばかりにムーンサルトプレスを発射した。しかし、AJはこれを食らう寸前で避けて、天山を自爆させることに成功。天山が立ち上がってくると、すぐさまスワンダイブ式のフォーアームを炸裂させる。そして、ブラディサンデーを狙うAJ。天山に踏ん張られると、すぐさまオーバーヘッドキックを後頭部に叩き込み、すかさず必殺のスタイルズクラッシュ! 天山から3カウントを奪った。
COMMENT
天山「あぁーー、チクショーー!! マジかよ! オイオイオイオイ!! チクショー!! オイ、『G1』。今年の2014! これで終わり!? 違う。これでフィニッシュ!? ぜんぜん違うからな。オイ、AJよ。AJ!? 何の略や!? 知らんわ、んなもん。どうでもええのや。チャンピオンか!? シングルのチャンピオンか知らんけどよ! クソッタレが。何が“クラッシュ”じゃ、ボケ! 壊れるんか、おまえ!? アホンダラ。カスタレが。(カウント)ワン・ツー・スリー聞いたけども、こんな元気あんねんて。まだまだや。言い訳かもしれんけど、ピンピンしてんねん。元気や。クソ—・・・。AJスタイル(ズ)、バカタレが! 今日で3勝目、3敗で踏みとどまって、踏ん張って、『G1』明日、明後日ずーっと続く。そういう気持ちになったよ。AJも初めてやけど、倒せないことない。あんなもんやったら、次、1発やったら、イチコロやって。何でかわかるか? 『G1』、3回優勝してる天山広吉や。今年19回目。まだまだ、まだまだ悔い残して! やめるわけにいかんのじゃ。明日、後楽園(ホール)、そしてその次の大阪、残り全部いただくよ。もう、あと負けるのはこりごりや。勝つだけや。勝って勝って勝ちまくって、この4敗。ここでストップ。あとは全部獲んのや。絶対見とけよ、オラ。全部、全員ひっくり返してやっから! アホンダラが」