バディファイトPresents G1 CLIMAX 24
- 日時
- 2014年7月25日(金) 18:00開場 19:00開始
- 会場
- 山形・山形市総合スポーツセンター
- 観衆
- 2,700人(満員)
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第10試合 30分1本勝負
「G1 CLIMAX 24」Bブロック公式戦レフェリー|レッドシューズ海野
MATCH REPORT
開始のゴングと同時に場内はオカダコールと真壁コールが乱れ飛ぶ。リング中央でにらみ合った両者はエルボーを交換。続けて真壁はショルダータックルでオカダを吹っ飛ばすと、エルボー連発、ボディスラム、ブレーンバスター。オカダが場外にエスケープすると真壁も追いかけるが、スキをついてオカダはフロントキック。そして鉄柵を利用したネックロックで真壁の首を攻めていく。
オカダは真壁をリング上に戻すと、ダイナミックなトペ・アトミコ。そして余裕を示すように踏みつけ式のフォールを見せる。ペースを握ったオカダは真壁をコーナーに追い込むと、その口元に突き刺すようなエルボー。さらに真壁を「来いよ、オラ!」と挑発しながら、エルボー合戦に持ち込む。これに競り勝ったオカダはネックブリーカードロップ、さらにチンロックと真壁の首を締め上げていく。そしてダウン状態の真壁にランニング式の低空ドロップキックをヒット。なおもオカダは追撃のストンピング、エルボーを仕掛けるが、真壁は「来い来い!」と気合いの入った表情を見せる。
オカダは真壁をDDTで黙らせるとダイビングエルボードロップ。さらにレインメーカーポーズを見せるが、真壁は立ち上がってオカダをにらみつける。そしてオカダの足をすくい上げると、身体を浴びせかけるようなショートレンジのラリアット。さらに串刺しラリアットからコーナーのオカダの脳天にナックルを落とし、ノーザンライトスープレックスと反撃開始。
さらに真壁はラリアットを決めると、戦場は場外へ。真壁は場外でもオカダにラリアットをお見舞い、続けて鉄柱にオカダを叩きつける。リング上、真壁はパワーボムを狙うが、これはオカダがこらえてリバースパワースラムネックブリーカー。そしてヘビーレイン、レッドインクでギブアップを迫る。しかし、真壁は死に物狂いでエープエスケープ。
オカダは不敵な笑みを浮かべると、エルボースマッシュを連発。しかし、ロープに走ると、真壁がカウンターのラリアットで迎撃。そしてロープに飛ぶが、オカダはドロップキックをぐさり。続けてレインメーカーを仕掛けるが、真壁はラリアットでうまく切り返す。さらに追撃のラリアット、体重の乗ったデスバレーボム、パワーボムと波状攻撃を見舞うが、オカダはカウント2でキックアウト。ここを勝機と見た真壁は、オカダに串刺し脳天ラリアットからスパイダージャーマン。そして気合いの雄叫びを上げると、キングコングニーを繰り出すが、これはオカダによけられて自爆。
息を吹き返したオカダは、フラフラ状態の真壁の背中にドロップキック。そしてツームストンパイルドライバーを狙うが、真壁はこれをなんとかしのいでラリアット。しかし、オカダはこれをよけると高角度のジャーマンを炸裂。そして追撃のレインメーカーを炸裂させ、粘る真壁をマットに沈めた。
試合後、オカダはマイクを握ると「えー、みっつ言わせてください! ひとつ、Bブロック公式戦、あと何試合あるかわかりませんが、関係ありません、全勝します。ふたつ、Aブロック、誰が上がってくるかわかりません、いや、関係ありません! 優勝します。みっつ! とくにありません!」とアピール。すると、場内は外道コール。オカダが「あとは外道さんに」とマイクを渡すと、外道は「空前絶後の夏が山形に来たぞ! 主役はレインメーカー、オカダ・カズチカだ!」と絶叫。場内にオカダコールが巻き起こると、オカダはふたたびマイクを取り、「オカダさんな!」と一言。
最後にもう一度マイクを取った外道は、「レインメーカーの言ったとおりだ! 『G1』、あと何戦あろうが全部勝つ! 西武ドーム、優勝決定戦ももちろん勝つ! たしかに空前絶後のメンバーが揃ってる。だがよ、レインメーカーに勝てるヤツはひとりもいねえぞ! なんでかわかるか? レェェェベルが違うんだよ! またこの山形にレインメーカーが2014年『G1』覇者、およびIWGPチャンピオンとして帰ってくる。そのときはまたこの山形に、カネの雨が降るぞ!」と叫び、山形大会を締めくくった。