バディファイトPresents G1 CLIMAX 24

日時: 2014年7月23日(水) 17:00開場　18:30開始
会場: 青森・青森県武道館
観衆: 3,000人（超満員札止め）

第8試合 30分1本勝負
「G1 CLIMAX 24」Bブロック公式戦

天山広吉
オカダ・カズチカ

境界線

レフェリー｜マーティー浅見

MATCH REPORT

初戦で“宿敵”AJを下し、全勝優勝の第一歩を踏み出したオカダと、初戦でアンダーソンを破り波に乗る天山が激突!!

静かな立ち上がり、ロックアップで組み合う両者。オカダはロープ際でモンゴリアンチョップに行くと見せかけてクリーンブレイク、そしてレインメーカーポーズを決める。天山はオカダをヘッドロックで固めるとショルダータックル。さらにモンゴリアンチョップ三連発でオカダからダウンを奪う。オカダは場外にエスケープ。天山は追いかけると逆水平チョップ。しかし、オカダは鉄柵に天山を叩きつけると、固いフロア目掛けてDDTを炸裂。
再び戦場はリング上。オカダはトペ・アトミコを見舞うと、ネックブリーカードロップ、そしてチンロックで天山の首を攻め込んでいく。続けて天山の側頭部に助走つきのドロップキック、さらにチンロックで首を痛めつける。天山はなんとかこれを切り抜けると、オカダにカウンターのニールキックをお見舞い。そしてモンゴリアンチョップと頭突きを連発して反撃開始。串刺しラリアットからカーフ・ブランディング、ブレーンバスターでオカダを攻め立てていく。
両者エルボー合戦を展開。しかし、オカダがロープに飛ぶと天山はマウンテンボム。続く串刺し攻撃を見切ったオカダは、天山にリバースのネックブリーカー。そしてダイビングエルボーを投下し、レインメーカーポーズ。しかし、続くレインメーカーを天山は頭突きで切り返すと、TTDでオカダの脳天をマットに突き刺す。そしてアナコンダバイスからアナコンダバスターを見舞うが、これはオカダがカウント2でキックアウト。
優勢の天山は追撃のダイビングヘッドバットを叩き込むが、これもオカダはなんとか跳ね返す。ここを勝機と見た天山はムーンサルトプレスを敢行。しかし、これはオカダがかわして自爆。形勢逆転を狙うオカダはツームストンパイルドライバーを狙うが、天山は踏ん張ってオカダをハンマースルー。しかし、オカダはうまく切り返して豪快なドロップキック。続けてレインメーカーを仕掛けるが、天山はレフトハンドのラリアットで切り返す。さらに天山はモンゴリアンを連打し、頭突きを狙うが、オカダがカウンターのエルボー。そして後頭部へのドロップキック、ツームストンパイルドライバーに成功。最後はグロッキー状態の天山にレインメーカーを炸裂。オカダが伝家の宝刀で勝利を収めた。

COMMENT

オカダ「まぁ、天山広吉、天山さんというか・・・第三世代？面倒くせぇなぁ。　あなたたちの時代は終わったんだ。そんなに頑張らなくていいんだよ。あとはしっかり、オレが新日本プロレスを盛り上げるんで、『お疲れ様でした』だ。そして！有言実行進んでます」

外道「あといくつだ？」

オカダ「わかんないぐらい。もう勝てばいいだけですよ、ホント。とりあえず」

外道「数える必要も無い。『全部勝つ』だ。な？残り、全部勝つ。（8月10日）西武ドーム（決勝）、もちろん勝つ。見とけコノヤロー」

天山「なんなんだって！なんで若造に・・・世間では“レインメーカー”？オレから言わしたら“ハナタレ小僧”じゃ！オイ！でもな、オレの首、オレの体、ダメージがあるってことは・・・レインメーカー、あっぱれやな。あっぱれっすよ。でもね『G1 CLIMAX 2014』始まったばっかり。札幌で1勝してウカウカしてないつもりでも、スキがあったかもしれないね。まぁ、なんせ！この『G1 CLIMAX』、これにかける思い入れはね、ハンパじゃないから。はっきり言うけど。昨日今日初めて出るようなヤツ？何年連続？クソ食らえって、この『G1 CLIMAX』、5回目から19回出とんねん。誰か他にいんのか？って。こんだけ出てる、キャリアも経験も、『G1』の全て知ってるからね。今日はとにかくね、開幕そして今日、一気に勢いつけていくつもりやった。レインメーカー・・・たいしたもんや。クソッタレが。　でもね、やってて、お客さんの声援も『天山』コール来たし。まだまだ天山広吉、捨てたもんちゃうよな。　自分でも、もっかい暗示かけてこの『G1』乗り切っていくから。誰かオレに文句あるヤツいるなら、今すぐここに呼んでこいって。オレは『夏男』『G1男』の天山広吉や。いつまでも、最後まで諦めへん。ネバーギブアップや。よく覚えといてくれ」