KAIENTAI-DOJOで奮闘するキャリア1年半の吉田が、キャリア25年の大ベテランである小島とシングル対決。両者は、前回の『LION’S GATE PROJECT 4』でタッグ対戦(天山&小島vs吉田&ダイナソー)。その直後、吉田が小島に一騎打ちを要求した。
試合開始直後、吉田がヘッドロックで絞るが、小島が切り返し、ショルダータックルをお見舞い。だが、吉田がアームホイップで小島を投げ、サッカーボールキックで場外へ追いやる。
リングへ戻った吉田は串刺し攻撃に行くが、小島がフロントキックで迎撃し、ランニングエルボーでなぎ倒す。そして、スイングネックブリーカー、スリーパーホールド、ストンピング、河津落としで追い討ちをかける。
小島の攻撃は続き、逆水平チョップ連射、串刺しジャンピングエルボー。そして、「いっちゃうぞバカヤロー!」の叫びからコーナーへのぼるが、吉田が場外へ落とし、エプロンへ叩きつける。
ここで吉田はエプロンからロープをまたごうとするが、小島が場外からラリアットを放って足を刈る。そして、エプロン上でDDTを敢行すると、改めてダイビングエルボードロップをお見舞い。
その後、吉田がローリングエルボーをかわし、チョップを連発して行く。だが、小島が途中でブロックし、DDTで逆転。
続いて小島はブレーンバスターの体勢に入るが、吉田が変型フェースクラッシャーへ切り返す。そして、強烈なランニングローキックを2連発で食らわせると、チキンウィングアームロックで絞る。
しかし小島は、吉田のミドルキックを受け止め、コジコジカッターで逆襲。そして、右肘のサポーターを投げ捨ててロープへ走るが、吉田が変型ロックボトムで迎え撃つ。
次に吉田は小島の側頭部へハイキックを食らわせ、バックドロップの体勢に入る。それを小島が抵抗すると、吉田はフロントネックロックで捕獲。これはガッチリ極まっていたが、小島がやや強引に立ち上がり、垂直落下式ブレーンバスターに切り返す。
それでも吉田はラリアットを両腕でブロックするが、小島が左のショートレンジラリアットをお見舞い。そこからロープへ走ると、最後はウエスタンラリアットで吉田を轟沈した。
試合後、小島は吉田が立ち上がるのを待ち、握手の手を差し出す。すると、吉田が小島の手を両手で握り返し、深々と頭を下げる。その後、小島が吉田の手を挙げ、健闘を称えた。