(1)○オカダ(12分15秒 レインメーカー→片エビ固め)トンガ×
CHAOSvsBULLET CLUBのイリミネーションマッチ。7月21日札幌で開幕する『G1 24』では、中邑、石井、ファレ、ギャローズがAブロック、オカダ、アンダーソンがBブロックにエントリーしている。
中邑とファレが先発し、ファレが中邑を場外へ落とそうとする。しかし、仲間たちが総出で救出。
石井対高橋の場面。BULLET CLUBメンバーが乱入してストンピングの雨を降らせる。しかし、石井が巻き返し、今度はCHAOSメンバーが高橋にストンピングを連射した。
外道対トンガの場面。オカダが背後から忍び寄り、トンガを場外に落とそうとする。これをBULLET CLUBメンバーがカットに入り、両軍入り乱れた場外乱闘が勃発。そこからBULLET CLUBが外道を捕まえ、長時間のローンバトルへ追い込んだ。
高橋のボディスラム、ギャローズのブレーンバスター、ギロチンドロップなどで苦しんだ外道だったが、トンガのドロップキックを回避し、アッパーカットで逆転。
オカダ対トンガとなり、オカダのロープワークをアンダーソンが妨害。トンガがドロップキックを浴びせるも、YOSHI-HASHIがヘッドハンターでオカダをアシスト。
続いて、オカダがフロントハイキック、YOSHI-HASHIが低空ドロップキックを同時発射。さらに、YOSHI-HASHIがトンガの両脚を固定し、オカダが急角度のDDTで突き刺す。そしてオカダが、ダイビングエルボードロップからレインメーカーをさく裂させ、トンガを失格させた。
中邑対ギャローズの場面。中邑がバイブレーション式踏みつけ攻撃を繰り出すも、ギャローズが強引に立ち上がり、バックフリップで逆転。さらにギャローズは、エプロンからのブレーンバスターで、中邑を場外へ投げ捨てようとする。しかし、中邑が抵抗し、フェイント式ニールキックでギャローズを場外へ落とした。
中邑対ファレの場面。ファレが串刺しボディアタックからバックフリップに繋ぎ、グラネードを狙う。だが、中邑が頭部に膝蹴りを入れて脱出し、ジャンピングカラテキックで吹き飛ばす。
さらに中邑はコーナー最上段へのぼるが、ファレが首を鷲掴みにして場外へ落とそうとする。しかし、中邑がトップロープ越しの三角絞めでやり返し、両者がもつれて場外へ転落。同時失格となった。
石井対高橋の場面。石井が雪崩式ブレーンバスターで叩きつけ、ラリアットの相打ちから高橋がフィッシャーマンバスター。そして、ロープ際のブレーンバスターを仕掛けるも、石井がポジションを入れ替えて反対に高橋を投げる。
しかし、高橋がエプロンへ着地し、石井を場外へ引きずり出そうとする。これを石井が抵抗して顔面にヘッドバットをお見舞い。しかし、高橋がロープをずらして石井をエプロンへ追い込み、再びロープを挟んだブレーンバスターの掛け合いとなる。
その後、高橋が石井の急所へバックキックを見舞い、正面からも右腕で急所を突きあげる。そして、トップロープの上から無造作に投げ捨て、失格に追い込んだ。
オカダ対高橋の場面。高橋がラリアットを浴びせ、パワーボムの体勢に入る。しかし、オカダがバックスープレックスで切り返し、高橋をコーナー最上段へ固定。そして、ドロップキックで場外へ落とし、失格させた。
オカダ対アンダーソンの場面。ガンスタンをかわしたオカダが、ドロップキックをお見舞い。そして、レインメーカーを放つも、アンダーソンが回避。その勢いのままオカダを場外へ投げ捨て、失格に追い込んだ。
外道対アンダーソンの場面。アンダーソンがスピニングスパインバスターで先制するも、外道が逆さ押さえ込み、トラースキックで巻き返す。しかし、アンダーソンがカウンターガンスタンをさく裂させ、3カウント奪取。
これでYOSHI-HASHIとアンダーソンの一騎打ちとなり、ラリアットをかわしたYOSHI-HASHIがヘッドハンター。さらに、アンダーソンをトップロープ上へ乗せて低空ドロップキックを見舞うと、ネックバスターで追撃。
すると、アンダーソンがジャンピングフロントハイキックで逆襲に出るが、YOSHI-HASHIのカウンターラリアットがクリーンヒット。さらに、パワーボムからのジャックナイフ式エビ固めで3カウントを狙う。
これをアンダーソンが返すと、YOSHI-HASHIはコーナー最上段からスワントーンボムを繰り出す。だが、アンダーソンがかわして自爆を誘い、ジャンピングフロントハイキック、スピニングガンスタンで逆転。そして最後は、ガンスタンでYOSHI-HASHIを轟沈し、BULLET CLUBを勝利に導いた。
試合後、高橋がマイクアピールを敢行。「お前ら、知ってるか!? 俺たちBULLET CLUBのメンバーはよ、全員チャンピオンとして『G1 CLIMAX』に出場する。俺たちBULLET CLUBがよ、このクソッタレの新日本プロレスの歴史をすべて塗り替えてやるよ!」などとまくしたて、大ブーイングを浴びた。
そして、最後はアンダーソンがマイクアピールを引き継ぎ、「BULLET CLUB・イズ・リィィィィアァァァル!!」の決めゼリフで締めた。