KIZUNA ROAD 2014

日時: 2014年7月13日(日) 14:00開場　15:00開始
会場: 福島・ビッグパレットふくしま
観衆: 2,500人（超満員札止め）

第5試合 30分1本勝負

マスカラ・ドラダ
フエゴ

境界線

レフェリー｜レッドシューズ海野

MATCH REPORT

　棚橋組対内藤組の6人タッグマッチ。7月21日札幌で開幕する『G1 24』では、棚橋がAブロック、内藤がBブロックにエントリーしている。
　
　いきなり棚橋と内藤の先発で試合が始まり、場内が両者に向けた大コールに包まれた。
　その後、ライガー対タイガーの場面では、タイガーがライガーを場外に追いやる。そして、フィンタで場内を沸かせるも、ライガーが風車式バックブリーカーで巻き返し、ドラダと内藤にも風車式バックブリーカーをお見舞い。さらには、棚橋、ドラダと共に得意のアピールを敢行した。
　ドラダ対フエゴの場面。フエゴがトップロープへ飛び乗ってフェイントをかけ、ブリッジでドラダを惑わす。そして、上機嫌でダンスを踊るが、ドラダがドロップキックで場外に落とし、コーナー2段目からムーンサルトアタックをお見舞い。
　ここから棚橋組がフエゴを逃がさず、棚橋がダイビングサンセットフリップ、ライガーがロメロスペシャル、ドラダが串刺しドロップキックなどで攻め立てる。
　しかしフエゴは、ライガーの風車式バックブリーカーと掌底を回避し、セカンド—ロープからのフライングクロスチョップで逆襲。
　棚橋対タイガーとなり、タイガーがフライングボディアタック、ドロップキック2連発、ローリングソバット、ハイキックとラッシュ。すると、棚橋がドラゴンスクリューで反撃に出るが、次のスリングブレイドはタイガーがかわし、タイガードライバーで叩きつけた。
　棚橋対内藤の場面。内藤が低空ドロップキック、ランニングサンセットフリップ。しかし、棚橋が低空ドロップキックで巻き返し、スリングブレイドでなぎ倒した。
　ドラダ対内藤の場面。ドラダがミサイルキック、低空ドロップキック、その場飛びムーンサルトプレス、首固めと猛攻。しかし、次のムーンサルトプレスを内藤が両脚を立ててブロックし、フエゴが串刺しラリアット、タイガーがローリングソバットをお見舞い。さらに、内藤がドラダを踏み台にしてエプロンへ飛び出し、トップロープ越えの串刺し低空ドロップキックを浴びせる。
　すると、次のジャーマンスープレックスをドラダがバク宙で回避し、飛びつき前方回転エビ固め。しかし、内藤が延髄斬りで巻き返し、ジャンピングエルボーアタックで追い討ち。そして、今度こそジャーマンスープレックスホールドを決める。
　ここで、タイガーがトペスイシーダでライガー、フエゴがプランチャで棚橋を分断。そして最後は、内藤がスターダストプレスでドラダを仕留めた。

COMMENT

タイガー「やはりこの“郡山”。僕は『みちのくプロレス』で本当にここのファンのみなさんに応援してもらって。まぁ未だにこうやって東北でね、試合をしていたコトを思い出して来てくれるファンの方がたくさん居てね。本当に“東北は第二の故郷”というかね。ほんとうに今日は久々なんですけど、ファンの声援、後押しが合ってね。今日はホント。　フエゴと今シーズン初めて組んだんじゃないかな！？まぁそれでも彼は一生懸命頑張ったし、内藤も『G１』に向けていいコンディション作りしていると思います。これからの『新日本プロレス』も期待してください。　そして僕も、18日から『NOAHのジュニアタッグ』に行きます。必ず新日本が“なんでもすべてが一番”だと思って頑張ってやっていきますので応援してください！ありがとうございました！」

フエゴ「メキシコ万歳！日本万歳！とにかくオレはどこでもトップを張ってやる!!」

内藤「いよいよ、あと８日。『G1 CLIMAX』始まりますけどね。“空前絶後の夏”、オレが『空前絶後の追い風』起こしてやるぜ。いいか？今年の夏も主役はオレだ」

棚橋「(ドラダは)２ヶ月！“dos mes”(スペイン語で２ヶ月)だよ？日本に居たから、ドラダも日本のスタイルを理解“entender”(スペイン語で理解)して、またメキシコ帰ったらすぐ、『ルチャ』が待ってるから。“スーパースター”だから」

ドラダ「アリガトウ。ナイトウ！ナイトウ！　モウイッカイ、マッチ!!」

棚橋「最終戦、白星で飾れなかったけど、動きまくったから、白星取れなかったけど、その分オレは、どんどんどんどん強化されていくから。ついに『G1』開幕。『空前絶後の夏』にします」
※ライガーはドラダの肩を叩き、控え室へ