7月4日、後楽園で飯伏幸太を破り、第68代IWGP Jr.ヘビー級王者になったKUSHIDAが登場。IWGP Jr.タッグ王座のパートナーであるシェリー、CMLLのフエゴと組み、ライガー率いるマスクマントリオと対決。
フエゴがグリーンのハットで登場。存分にフエゴダンスを披露して、高崎の観客を沸かせる。ジュニア二冠王となったKUSHIDAもベルトを二つ巻いて登場し、大歓声を浴びた。
先発は、ライガーvsKUSHIDA。ジックリしたレスリングの攻防のあと、フエゴとドラダが変幻自在のルチャムーブで、どよめかせる。シェリーvsタイガーの場面、タイガーはソバット、キック攻撃を多用して、シェリーを苦しませる。
代わったライガーはシェリーへ非常な肩攻撃を連発。場内は「シェリー」コールで後押しするが、タイガーもシェリーを捕獲して離さない。しかし、ここで代わったKUSHIDAが大反撃。その場飛びムーンサルトをタイガーに叩き込む。
終盤、ライガー組がKUSHIDAにトレイン攻撃、タイガーのキック、ライガーの掌底、ドラダは変形デスバレーボムをお見舞い。ここでシェリーが救出へ入り、TIME SPLITTERSがスピーディーな連携でかく乱。
混乱の中、フエゴが見事なトペスイシーダ一閃!! リングではKUSHIDAがドラダにハンドスプリングエルボー、そして渾身のホバーボードロックで試合を決めた。
KUSHIDA「オレの腰には2つベルトがある。誰か、文句あるヤツ居るか?オレから3カウント、タップ取れるヤツ。いるのかな?今日はね、リング上でライガーさんに誓ったからね。絶対ライガーさんには見せてもらわなきゃいけないなと。案の定、挑戦したいって言ってくれたし、オレには『SUPER Jr.』で負けたリコシェに返さなければいけない。お返ししなきくっちゃいけない。リコシェ、飯伏だって何度でもいい。それから、アレックス・シェリー (英語)シェリー、このベルトに挑戦しないのか?」
リェリー「NO NO NO. ボクが望むのは、タイム・スプリッターズでこの『ジュニアタッグ』を守り続ける事だよ。この『ジュニアタッグ』のベルトをね。だから、ボクは挑戦しない。この(IWGPジュニアの)ベルトは彼のモノだよ。でも、もし!もし!KUSHIDAの手から『IWGPジュニア』のベルトが離れてしまっても、ボクが必ず取り戻すよ。タイム・スプリッターズは『IWGPジュニアタッグ』と『IWGPジュニアヘビー』のこの3本のベルトがあって、タイム・スプリッターズなんだ。だから、ボクたちがこの3本のベルトを守り続けるよ。誰にも触れさせない」
※フエゴはスペイン語で二人について熱くまくしたてた
※KUSHIDAはカメラに親指をつきたて、控え室に戻っていった
ライガー「今リング上でKUSHIDAがこのベルトにいつでも挑戦して来てくださいと、チャンピオンの方から言ってきたよ!あとで聞いてみ。間違いない。挑戦しちゃおっかなぁ〜!ひっさ〜しぶりに、『IWGPジュニア』のシングルに、挑戦!しっちゃおっかなぁ〜!」
※ドラダはスペイン語で二人について熱くまくしたてた