KIZUNA ROAD 2014

日時: 2014年6月29日(日) 17:30開場　18:30開始
会場: 東京・後楽園ホール
観衆: 2,015人（超満員札止め）

第6試合 30分1本勝負

アレックス・コズロフ
タマ・トンガ

ロッキー・ロメロ
ドク・ギャローズ

オカダ・カズチカ
“ザ・マシンガン”カール・アンダーソン

中邑真輔
バッドラック・ファレ

境界線

14分33秒　マジックキラー→片エビ固め

レフェリー｜レッドシューズ海野

MATCH REPORT

　6月21日大阪でIWGP IC王者になったファレが、“聖地”後楽園に初登場。前王者・中邑が率いるCHAOSと対峙。
　
　中邑とファレの先発で試合がスタート。中邑が自ら場外に出てファレを挑発するも、控えのギャローズが急襲。リングへ押し戻された中邑を、ファレがボディスラムで叩きつけた。
　その後、CHAOSがトンガを捕まえ、クイックタッチを駆使して集中砲火を浴びせる。さらに、オカダがトップロープ越えのセントーンアトミコで追撃すると、コズロフがコサックダンスで続く。
　ところが、コズロフが場外に引き込まれ、両軍入り乱れての場外乱闘が勃発。BULLET CLUBがCHAOSを圧倒し、コズロフに集中攻撃を浴びせる。
　しかしコズロフは、トンガのジャンピングエルボードロップとジャンピングボディアタックをかわし、ようやく脱出に成功。
　中邑対ファレとなり、ファレがショルダータックルで先制。しかし、中邑がジャンピングカラテキックで吹き飛ばし、バイブレーション式踏みつけ攻撃で追い討ち。さらに、ファレをコーナー最上段に固定し、ランニングニーアタックを食らわせる。
　続いて中邑は膝蹴りをカウンターで見舞い、コーナーに乗る。ところが、ファレがリング内へ引きずり込み、串刺しラリアット、ブレーンバスターで逆襲。次のグラネードは中邑が回避したものの、ファレがバックフリップで追撃。そして、ジャンピングボディプレスを繰り出すが、中邑がかわして自爆させた。
　オカダ対アンダーソンの場面。アンダーソンとギャローズが、オカダに合体スピニングパンケーキ。しかしオカダは、フロントハイキック、リバースネックブリーカーでアンダーソンに逆襲。
　さらにオカダは、ボディスラム、ダイビングエルボードロップでアンダーソンに追撃。そして、レインメーカーを狙うも、アンダーソンが回避してガンスタンを仕掛ける。これをオカダが脱出し、フロントハイキックを浴びせる。すると、アンダーソンがカウンターエルボースマッシュで反撃に出るが、オカダがカウンタードロップキックで報復した。
　ロメロ対アンダーソンの場面。ロメロの連続串刺しラリアットに対し、アンダーソンがカウンタージャンピングフロントハイキックで反撃。これでBULLET CLUBのトレイン攻撃となり、トンガが串刺しジャンピングボディアタック、アンダーソンがジャンピングフロントハイキック、ギャローズが串刺しバックボディアタック、ファレが串刺しボディアタック。
　続いて、アンダーソンとギャローズが合体リバースガンスタン、アンダーソンがスピニングガンスタンでロメロに追撃。しかしロメロは、次のバーナードライバーから脱出し、ヘッドシザースホイップで逆転。
　その後、両軍の選手が次々とリングへ飛び込み、合体攻撃を狙った中邑とオカダを、ファレがタックルで吹き飛ばす。そこからアンダーソンがガンスタンを仕掛けるも、ロメロが回避し、逆さ押さえ込みで3カウントを狙う。
　これをアンダーソンが返すと、ロメロはカウンタージャンピングニーアタックを叩きこみ、ロープへダッシュ。ところが、アンダーソンがカウンターガンスタンをさく裂させ、最後は合体技マジックキラーで勝負を決めた。

COMMENT

アンダーソン「BULLET CLUBスゴイネ！スゴーイ！　どうだ！凄いだろ！俺たちがリングに上がると、いつもこういう結果になるんだよ！　そして世界中でBULLET CLUBは支持されてるんだ！俺らを見てみろ！タマ・トンガ、そしてIWGPタッグチームチャンピオンのマシンガンとギャローズ。そしてキング！インターコンチネンタルチャンピオンのバッドラック・ファレだ！　そしてAJはIWGPチャンピオンだ。そして今日！裕次郎がもうひとつの『NEVER』タイトルを奪取するんだ！BULLET CLUBこそ世界で一番なんだよ！！」

ギャローズ「どうだ！BULLET CLUBがNo.1ってことがわかっただろ！バレットクラブは世界中で一番なんだ！バレットクラブのTシャツは世界中で売れまくってるんだよ！　ヘイ！ヘイ！ヘイ！いつもの言ってやろうぜ！！」

メンバー「いつも俺たちBULLET CLUBこそが最強だ！！」

オカダ「石井さんのタイトルマッチの前に黙らせて、セコンドにつけないようにしようと思ってましたけど……まあ、石井さんなら問題ないでしょう。オレはもう、まだまだ元気いっぱいなんでね、BULLET CLUBが乱入してくるんだったら、オレらも出ていくから」

外道「オイ、いいか？　G1楽しみにしとけよ！　いきなり誰だ？　AJスタイルズだ、コノヤロー！　あのヤローを完膚なきまでに叩きつぶしてよ、レインメーカーの復活ロード、スタートだ！」

オカダ「AJだけじゃないぞ。BULLET CLUB全員、ブッ潰してやる」

※中邑、ロメロ、コズロフはノーコメント