BEST OF THE SUPER Jr.XXI

日時: 2014年6月3日(火) 17:30開場　18:30開始
会場: 東京・後楽園ホール
観衆: 1,636人

第4試合 30分1本勝負
スペシャル10人タッグマッチ

キャプテン・ニュージャパン
タマ・トンガ

本間朋晃
ドク・ギャローズ

中西学
“ザ・マシンガン”カール・アンダーソン

境界線

14分06秒　マイアミ・シャイン→体固め

レフェリー｜タイガー服部

MATCH REPORT

　6月21日大阪で行われるIWGPタッグ選手権試合アンダーソン＆ギャローズvs棚橋＆真壁刀義の前哨戦。
　
　BULLET CLUBの奇襲で試合が始まり、リングへ残った中西とギャローズがショルダータックル合戦を展開。これを制した中西が、トンガをアルゼンチンバックブリーカーで担ぎ、アンダーソンに投げつける。
　さらに中西は野人ダンスラリアットを放つが、ギャローズが阻止してアンダーソンと共に合体ブレーンバスターを仕掛ける。しかし、中西が反対に2人を投げ捨てた。
　内藤対ファレの場面。内藤がトップロープ越えの串刺しドロップキックを放つも、ファレが受け止め、カウンターショルダータックルをお見舞い。
　本間対トンガの場面。本間が追走式バックエルボー、ラリアット、串刺しジャンピングエルボー、フェースクラッシャーとラッシュ。そして、小こけしを放つものの、トンガにかわされて自爆してしまう。
　これを合図に激しい場外乱闘が勃発し、リング上ではトンガがボディスラム、ジャンピングエルボードロップなどで本間をいたぶる。
　その後もBULLET CLUBが本間を逃がさず、高橋がチョーク攻撃、ギャローズがハイアングルボディスラム、エルボードロップ、ギロチンドロップ、ファレが変型ショルダースルー、アンダーソンがチンロック、ゼロ戦キックなどで攻め立てる。
　しかし本間は、ブレーンバスターを仕掛けたアンダーソンを反対に投げ捨て、ようやく棚橋とスイッチ。その棚橋は、ドラゴンスクリューでアンダーソンを倒すが、ロープワークをギャローズが妨害。しかし、直後にキャプテンがアンダーソンのロープワークを妨害する。
　その後、棚橋がスリングブレイド、アンダーソンがガンスタンを仕掛け合い、棚橋のスリングブレイドが決まる。だが、アンダーソンもすぐにスピニングガンスタンで巻き返した。
　棚橋対高橋となり、高橋の串刺しフロントハイキックに対し、棚橋がフライングフォーアームで報復。タッチを受けたキャプテンが、ジャンピングショルダータックルで追撃する。
　ここで棚橋組のトレイン攻撃となり、キャプテンが串刺しバックエルボー、中西が串刺しラリアット、棚橋が串刺しジャンピングボディアタック。さらに、内藤が自分の両膝に高橋を固定し、本間が小こけしをお見舞い。そして、キャプテンのダイビングヘッドバットがさく裂する。
　その後、高橋がカウンターフロントハイキックで巻き返すも、キャプテンがすぐにカウンターヒラボトムでお返し。そして、串刺しバックエルボーを狙うも、高橋がかわしてコーナーに激突させ、間髪入れずにトンガが串刺しジャンピングボディアタック。
　そのトンガに中西がラリアットを見舞うと、ファレが中西を場外へ落とす。そしてファレは、両腕ラリアットで内藤と本間を排除。それを見た棚橋が襲い掛かるも、アンダーソンが割り込んでカウンターガンスタン。
　さらに、アンダーソンがキャプテンにもガンスタンを見舞い、最後は高橋がマイアミシャインでとどめを刺した。
　
　試合後、BULLET CLUBメンバーが棚橋にストンピングの雨を降らせ、アンダーソンとギャローズがマジックキラーでKOした。

COMMENT

アンダーソン「（ヤングバックスを加えたBULLET CLUB全員を集めて）お前ら、BULLET CLUBを見て感じろ! 俺たちがリングに上がった姿を見て感じろ! BULLET CLUBにはあの偉大なキングハクの息子タマ・トンガがいる。そして俺とドク・ギャローズはIWGPのタッグチャンピオンだ。棚橋＆真壁、いつでもどこでもかかってこい。チャンピオンは俺たちだからな。そして中邑、お前はバッドラック・ファレにIWGPインターコンチネンタルのベルトを奪われる運命にあるんだ。そして俺たちにはIWGPジュニアタッグ王者のヤングバックスもいる。BULLET CLUBが全てのベルトを独占する姿を見ていろ!」
※ファレ、タマ・トンガはノーコメント

棚橋「(椅子に倒れ込む)BULLET CLUBの攻撃は必ず俺が……耐え抜いてみせる。全部受け切ってやる。それが大阪でタッグベルトを獲る……俺の作戦だ」
※中西、キャプテン、内藤はノーコメント