6月11日(日)大阪城ホール大会で行われるIWGP IC戦・内藤vs棚橋の前哨マッチ。なお、5・3福岡で行われたNEVER 6人タッグ戦では、SANADA&EVIL&BUSHIが棚橋&田口&リコシェに勝利し、王座を奪回している。
試合開始前、内藤がIWGP ICベルトをリングへ投げ捨てると、田口がそれをキャッチしてファンを笑わせる。
そんな中、棚橋対内藤で試合開始のゴングが鳴り、両者へ向けた大コールで場内が騒然となる。すると、いきなりEVILが乱入するが、棚橋&田口が内藤とEVILにダブルジャンピングヒップアタックをお見舞い。
ここで田口がコーナー2段目に乗って尻を突き出し、棚橋が内藤の顔面を3連続で叩きつける。ところが、4回目を内藤が切り返して棚橋を田口の尻へぶつけ、内藤&EVILが田口の後ろを取る。それに気づいた田口は笑顔を見せるが、すぐさま内藤&EVILが暴行。
さらに田口は場外戦でダメージを受け、完全に動きがストップ。内藤が控えの棚橋に向かってツバを吐き、田口に顔面攻撃を見舞う。しかし田口は、串刺し攻撃に来た内藤をフロントキックで迎撃。それでも内藤は田口のジャンピングヒップアタックをアトミックドロップへ切り返すが、田口が改めてジャンピングヒップアタックをお見舞い。そして、内藤にDDT、EVILにリバースDDTを同時に食らわせ、ようやく棚橋とタッチ。
その棚橋は、ドロップキックでEVILを排除し、内藤に対してカウンターフライングフォーアーム、フラッシングエルボー、サンセットフリップ、ダイビングサンセットフリップとラッシュ。だが、内藤が顔面攻撃で奇襲し、フェイント式延髄斬り、スイングネックブリーカーで挽回。
ここでEVILが登場し、串刺しショートレンジラリアットで棚橋に追い討ち。しかし、次のトラースキックを棚橋が受け止め、ドラゴンスクリューで逆転。タッチを受けた田口が、ランニングヒップアタック連射、場外からのジャンピングヒップアタック、コーナー最上段からのダイビングヒップアタックでEVILに追撃して行く。
さらに田口が三角飛びヒップアタックをEVILに見舞うと、即座に棚橋がスリングブレイドで続く。そして、田口がスライディングケツからフォールに行くも、内藤がカット。
続いて田口はどどんを狙うが、EVILが抵抗してニュートラルコーナーへ叩きつける。その直後、内藤が田口を踏み台にしてエプロンへ飛び出し、トップロープ越えの串刺し低空ドロップキックをお見舞い。さらに、EVILがトラースキック、内藤がマンハッタンドロップ、EVILがラリアットと畳み掛け、最後はEVILがEVILで田口を撃沈した。
試合後、内藤はIWGP ICベルトを放り捨て、そのまま手ぶらで退場した。